ハノイのはちへお。

from Hanoi, Vietnam

新妻の小さなトラブル。

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Harrods shop @KLIA


ご無沙汰しております。
昨日、飛行機に乗り遅れて、予定より半日遅れてハノイに帰ってまいりました。

今回、Air Asiaを利用してクアラルンプール経由で帰国したわけですが、ハノイに戻る際にトラブったというか、ミスが発覚したというか。とにかく、乗れなかったわけだ、飛行機に。


経緯はね、

1)関空でチェックインした際に、私のチケットではバゲッジスルー(同一航空会社での乗り継ぎで、向こうが勝手に乗継便に荷物移してくれるサービス)ができないことが発覚。LCCめ…。今回利用したAir Asiaではバゲッジスルーすらも事前予約が必要(有料)。かつ、私の持っていたチケットがプロモーションチケットだったために、予約変更不可。

2)つまり、私はAir AsiaでKIX→KUL→HANという行程を踏むのだが、クアラで一旦入国審査+荷物を拾って、再びAir Asiaのカウンターでバゲッジドロップをしなければならない。しかし、KUL到着からハノイ便出発まで、1時間しかない。

3)どう考えても無理。搭乗後、とりあえず寝て、目が覚めてからKUL到着後のシュミレーションをしてみる。やっぱ無理。でも、できれば22日中にはハノイに帰りたい。Air Asiaは1日1便しかない。よし、いざとなればベトナム航空かマレーシア航空で帰ろう、と決意。

4)飛行機は定時にKUL到着。で、到着から降機場までが遠い遠い。この時点で乗り継ぎはあきらめるも、とりあえず急いで入管をトップ通過。しかし、この時点で5時20分、ハノイ便の搭乗開始は5時45分。無理。荷物も多いのに、無理。何せ手荷物3つ、機内預け荷物4つ、合計45?弱。これで急げって言う方が無理。

5)結局、機内預け荷物の出るのを待っている間にiPod touchからベトナム航空のチケットを購入。安いチケットが残ってたのは運が良かった。それからLCCターミナルからKLIAまでタクシーで移動。ベトナム航空の機内預け荷物の重量制限が20?までなので、手荷物を増やすことで、Air Asiaチェックイン時に33?あった機内預け荷物を減らす。

6)空港のベンチで寝ながら時間を潰す。KLIA、寒くて冷え切る体。風邪が悪化する(もう3週間治ってない…)。

7)さて、ベトナム航空にチェックイン。どきどきの機内預け荷物重量チェック、結果は26.1?。カウンターのお姉さんはちょっと微妙な表情を浮かべてはいたものの、マネージャーらしき人と相談を重ね、最後にとびきりの笑顔で送り出してくれました。つまり、無事に超過料金も取られずにチェックイン完了。実は手荷物もかなり重かったんだけど、特に咎められもせず。

で、予定より12時間遅れてベトナム入国。つ、疲れた…。
iPod touchを持ってて良かったー、すぐその場でスケジュール確認とチケット予約できたから。無かったら、チケットが取れるかどうかも分からないまま、不安な気持ちでKLIAに移動しなきゃいけなかった。LCCTからKLIAって意外に遠いのよ。これでカウンター行って、「チケットないよー」なんて言われたら立ち直れなかったよね。


今回は、LCCの融通の利かなさを心底実感、そして通常キャリアの柔軟性に感動しました。安さには理由があるのよね。勉強になったなー。甘くないわ、LCC。
多分これからもAir Asiaには乗り続けるけどね、日本に帰るときは直行便で帰ります。



ところで、KLIAでは手荷物検査が出国審査後と搭乗直前にあるんだけど、その搭乗前の検査で検査場にいた警官が。

警(・ω・) 「テレフォンはベトナム語で何て言うの?」
私(゚∀゚)  「ディエントアイって言うんだよ!」
警(*´∀`) 「そっか!カモン!(=Cam on、ありがとうの意)」
私(゚∀゚)  「ふふふー」

私は日本人なんだが。