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ハノイのはちへお。

from Hanoi, Vietnam

旅のキケン~KLで遭遇した危ない話

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私はとても運がいい。
やりたかったことは大概やれてきたし、欲しいものもたいていのものは手に入れてきた。
27歳か31歳で結婚したいっていう、自分ひとりじゃどうにもならない目標も、状況が後押ししたのもあって、割とすんなり達成できた。

今まで命にかかわるような大病も、怪我もしたことがないし、危険な目にあったことも…



あったわ。



初めてマレーシア・クアラルンプールへ行ったときのこと。

楽しい旅も終わろうという日。翌朝は早朝便でハノイに戻るため、その日は夜遅めの時間に、某ホテル内のスパへ行き、施術後はまっすぐ空港へ行って、そのまま空港伯するつもりでした。施術が終わり、空港へ行くためにタクシーを拾おうとしたら、5つ星ホテルの前だというのに車が1台も泊まってなくて、ホテルの人にタクシーを呼んで、と頼んだら、近くにいた客引きに声をかけて、タクシーを呼んだ。
そのタクシーの運転がひどくて、
・いきなりスピードをあげたかと思えば急停車
・信号無視
・逆走
・境界線をまたいで走る
・高速の料金所でクローズしているゲートに入ってクラクションを鳴らし続ける
・空港とは違う方向へ走る
・こちらの言うことには「んー」と一言返すだけ

マンションの立ち並ぶ住宅街へ入ってったときは、「ああ、あたし終わったな…」と思いました。
そして、何を思ったか突然、2車線道路の中央線を跨いで停車。「何?何?」と恐怖で固まってたら、そこへ1台の白バイが…


た す か っ た


途中すれ違った車もあったし、ぶつかりかけた車もあったので、だれか通報したのかもしれない。これがただの偶然だったとしたら、神様が助けてくれたとしか思えない…。
簡単な職務質問の後、その白バイに誘導されて警察署へ。てかノーヘルになるのは分かるけど、私も白バイに乗せてよ!こんなやつの運転で行きたくないよ!まあおかげでこのドライバーの異常さは伝わったようですが…。
で、警察署で事情聴取。
・タクシーはホテルで拾った、そしたらこんなstrangeな奴だった
・空港へ行くところだった
・知り合いかって?そんなはずはない、今日初めて会った
泣きながらドライバーを睨み付けて、ひたすらそれだけを繰り返す私。
それからドライバーと警官が言葉を交わし、警官が握った両手を突き出して上下に振ってるのを見て、「ああこいつ捕まるんだ…」って思った。
それから白バイ警官が彼の友達であるタクシードライバーを呼んでくれて、無事に空港まで行けたのでした。彼が言うには、奴は飲酒運転で、確か2000ドルだかの罰金が科せられるとか。まじか、てか死ね、死んでくれ。


このとき署にいた警官がイケメンだったり、なぜか警察署なのにオフィスの中に猫がいたり、空港まで送ってくれたドライバーさんから妻が2人いることの苦労を聞いたり、そんなことのおかげで、私はこの国を嫌いにならずに済んだ。というか、大好きで、毎年行ってる。


いやーあのときは本当に、生きてハノイに戻れないと思った。

これ以降、私は一人旅での9時以降の外出は控えています。公共交通機関が確実に使える時間帯ね。よほどのことがない限り、タクシーには乗らない。飛行機が早朝便なら、夜9時ごろに空港へ行って、空港で寝てる。
あと、ホテルはメインストリート沿いか、イベント時は会場に最も近いところにとる様にしています。多少他より高くても。
だって怖いもん!もうあんな思いしたくないもの!いや空港で寝るのは安全なのかって言われたらそこはまあ…ぐう…。