ハノイのはちへお。

from Hanoi, Vietnam

嫁 in Japan 総括

マレーシア行って日本に帰ってきて、明日また関空を発ってハノイへ戻ります。
今回の一時帰国は再会の連続でした。


◆山口◆
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今回の帰国の主目的は、友人の結婚式。彼女とは夏以来の再会です。
思えば大学入学直前に、同じアパートの隣り合った部屋に同日・ほぼ同時刻に引っ越してきて以来、10年半のお付き合い。大学時代の友人の中では最も付き合いの長い子です。
お互いに人生を共に歩むのに最良(と思われる…と言っておこうw)のパートナーを見つけ、家族となったわけです。嗚呼28歳、なかなか意識することはないですが、やはり時は確実に流れているのでした。
彼女はなんと、東南アジアに住むのです。近くなるね!嬉しい。


◆博多◆
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結婚式で5、6年ぶりに再会した福岡在住の友人と、私がたまたま別件で博多に行く予定があったため、夕ご飯を一緒に。もつ鍋に行くはずが、行く店行く店満席で…結局カレー。100円玉は、皿の大きさに驚愕した私を面白がった友人が、大きさを比較するために貸してくれたものです。くれはしませんでした。
仕事をやめる決意をし、有給消化で短期留学に行くという彼女。そういえば、大学でもそんなに話したことないんだけど(なぜか滅多に会わない)、ほんまに卒業以来連絡取ってなかったのかな、というぐらい話が弾み、気付いたら23時。小走りで駅まで行く、と言った彼女。小走りで、に笑ってしまった。


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野菜のおいしいバイキングレストランには、やはり大学卒業以来5年ぶりの再会となった友人と。人生っていいことばかりでもないけど、きちんといいこともある。お互いの辛かったこと、昔楽しかったこと、今の幸せについて語りつくしました。音信不通となって5年、夏に恩師から彼女の近況を聞いたのと時を同じくして、SNS経由で連絡がきたときは本当に嬉しかった。彼女は学生時代もきれいだったけど、今も美しい笑顔をもっていた。
去年チェコに行ったのは、ゼミで、彼女がチェコに行って、とてもよかったと言っていたのが強烈な印象となって私の中に残っていたからです。彼女と出会っていなければ、きっと私はチェコの場所を知らないまま、きっと中欧に行くことはなかったでしょう。ほんのちょっとしたことですが、彼女も私の人生を確かに変えてくれたのです。

それにしても、ここのお店はほんとに美味しかった…じゅるる。


◆別府◆
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大学時代の先輩がいるお店へ、何の連絡もなしにいきなり行ってみた。写真手前はハツ元。
昔の話、母校の最近の話(わが母校は別府にあり)、あの良き時代を共有していた仲間たちの近況などを語りあいながら、私だけがお酒を飲んでいた、そんな夜。
彼ももうすぐ30歳。でもそれに感慨は覚えなかった、彼は昔からどことなくおっさんくさかった。


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こちらは懐かしい味との再会。お昼に行って、ランチセットも食べた。ハンバーグはふわふわで、おいしかった。おいしかったなー。


◆神戸◆
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栗のブリュレは、なんと高校卒業以来一切連絡を取ってなかった友人と。
最近高校時代のことをいろいろ思い出すようになり、近況が気になった彼女の名をSNS上で探してみたら、なんと見つかったので、連絡を取った。そうこうしているうちに、これは私にしてはとても珍しいことなのですが、何としてでも会いたいという気分になり、しかし私は他者を「友人」と呼ぶことに度胸が必要な人間で、それは相手が自分のことを、自分が相手のことを思うのと同じように、思っているかっていうとそうとは限らないよねなどと面倒なことを考えてしまう性質だからなのですが、まあつまり、彼女を友人だと思っているのは私の一方的な認識なんじゃないかって怖かったから、誘えなかったわけです。
しかし、彼女から別件で連絡がきたのをきっかけに、「会いたいんだけど…」と切り出してみたら、好意的な返事がもらえて、スケジュールの詰まった週末の数時間を私と過ごすために空けてくれたのでした。
彼女は努力家で、しかもその努力がきちんと結実されていて、それによって根拠のある自信を身にまとっている。でも落ち込むことも恐れることもやはりきちんと知っていて、そんなとき私は彼女を意外な目で見るのと同時に、かわいいなあなんて思っていたのです。あれから10年半、彼女の書く文章から読み取るに、彼女は尖りがなくなった以外は、やはり変わっていなかった。それが私は嬉しくて、だからこそ会いたかった。
また会おうね、と言って別れることができたのも、とても嬉しかったのです。実はすごく緊張していたのだけど、会えてよかった。後日、彼女が私を指して、「友人」と呼んでいるのを見て、安堵しました。
また会おうね。あなたも幸せそうでよかった。


◆大阪◆
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バニラスフレは、夏以来の再会(笑)の、大学時代の友人と。まあ、いつもどおりでした。毎年会ってるしなー。彼女は何度言っても、「ハノイの冬は寒いのだ」という私の話を信じてくれない。


あともう一人、やはり毎年会っている友人とは、USJへ行き、モスで食事を済ませたのでした。何せモスだったので、写真はない。彼女も相変わらずだった。「リアクション女王」の称号をもらいました。


いきなりこんだけ懐かしい人に会うと、「もしかして死期が近いのか…?」と疑ってしまうのですが、それはそれでまあいいとして、非常に濃密な一時帰国となりました。
みんな、昔大好きだった人で、また会いたい人ばかり。みんな、ありがとうね!
私は明日・明後日の飛行機で、大好きな人の待つハノイへ帰ります。