花の溢れる首都ハノイ。
思うところあって、ここ数日花の写真を撮っていました。
5月が盛りのBằng lăn(バンラン)。和名は大花百日紅。夫が「ブーゲンビリアではないの?」と聞いてきたのですが、違います。
ブーゲンビリアは南米原産のオシロイバナ科。一方、バンランはインドなど南アジア原産のミソハギ科です。写真を見れば、全く違う花だということも分かります。
そして今盛りの花がもうひとつ。Phượng vĩ、火炎樹です。
上の3枚の内、下2枚はホアンキエム湖で。久々一周してみました。
何と西洋人靴磨き出現。カメラが回っていたので、何かの撮影だと思われます。
改めてこうやって歩いていると、ハノイって美しいなあと感じます。下向いたらだめだけどね。
元々私は幼少の頃から花が好きではなく、日本語教師時代は「先生の日」に花を貰っては顔で笑って心で困ってた人間なのですが、最近ようやく「花ってきれいだなー」と思うようになりました。
全ては木曜に家の近くにバンランの並木を見つけたのが始まりで、今の家に住んで2年半にもなろうというのに、私はその並木の存在を知らず、というかそもそもバンランという花自体を知らなかった。花に無関心にもほどがある。
花は散ればまた1年後まで見れないのです。その1年後にハノイにいる保証もない私は、無理やり花への興味を生み出して、写真に収めたのでした。
とはいえ、ここ最近の一番の関心事といえば、家の近くにたわわに実ったマンゴーの実。所詮花より団子。
これって誰の所有物なんだろうか。
今日は天気が良かった。
春のハノイもいいですのーう。
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