カフェ・チュンの(あまりに一方的かつ一時的な)ロマン
前回書いたCafe Giangのカフェ・チュンの余韻がまだ残っています。hachiheoです。
「Cà phê trứng」で検索をかけると、レシピか、Cafe Giangについての記事しか出てこないのに驚きです。Ca phe Pho Coなんて出てこないのですよ!道理であそこ行くとみんなジュースばっかり飲んでると思った!
ハノイに数あるカフェの中で、Nhân- Nhĩ- Dĩ- Giảngの4つが老舗と呼ばれるカフェ。Cafe Giangは1946年から営業しており、そしてCafe Giangこそカフェ・チュンをハノイ名物の1つに押し上げたカフェなのだそう。
1946年創業ってすごいな…対仏独立戦争時代ですよ。
で、こんな直前の記事の焼き直しをなんでまた書いているかと言うと、実は私今ロシアに興味がありまして。
あるロシア在住経験者の方のブログを呼んで、おおこれは…!と思ったものがあったのです。
モスクワに、『гоголь-моголь(ゴーゴリ・モーゴリ)』という有名なカフェがあり、こちらの名物メニューが「ゴーゴリ・モーゴリ」なのだそうです。
パッと見何かふわふわしたものが乗ったミルク系飲料のこちら、なんと泡立てた卵黄に砂糖や牛乳を混ぜて作るんだそう。これを見た時、「もしかしてカフェ・チュンのクリームってこれ由来なんじゃない?!」と大興奮。
…しかしちょっと調べてみれば、Cafe Giangのオープンの方が、越ソ関係が密になる時期より早かったのでした。
いやでもこのゴーゴリ・モーゴリだっていまいち由来はははっきりしていない模様。もしかしたら、カフェ・チュンのクリームにつながる何かがあるかも。ロマンは尽きないのだ!!
カフェ・チュンの作り方をCafe Giangのオーナーが教えている動画を発見したので貼っておきます。
特に特別なことをしてないのがびっくり。卵黄を滑らかに泡立てること、そしてやっぱりコーヒーを美味しく入れることが大切なのだそう。
それにしても昔の卵の泡立て方が…火を起こすんじゃないんだからさ(笑)