ハノイのはちへお。

from Hanoi, Vietnam

台湾行って帰ってきた。~お土産・食品篇

一体いつハノイにいるんだお前は…と言われそうですが、とにかく行ってきたのです、台湾に。私もさすがに同じ月に全然方面が違う国に行くなんてスケジュールは初めてで、吹き出物が…(;´Д`)。

ハノイー台湾間の航空券って結構高くて、だからいつか行きたい、行きたいと思いつつ、「でもこの金額を出すなら、日本に帰った方が」「マレーシアとかバンコクとか行って何かちょっと贅沢した方が」とか考えてしまって、結局行かないまま数年経っていたのでした。

それが今年、ふとベトナム航空の秋キャンペーンを見ていたら、台湾まで2万5千円ほどで行けることが発覚、「おーこれは行くしかない!」と衝動買いをしたのが8月。そして10月最終週、念願の台湾4泊5日を実現させたのでしたー。今回は台北在住の友人・Aにとてもとてもお世話になりました。

 

てなわけで、まずはお土産ドンドンドドン。

 

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 PRIMA TASTEのラクサ!…ってこれシンガポールやんけ。

そう、友達にもらったシンガポール土産です。こちら、例のThe Ramen Ratesで2013年の1位に選ばれた麺だそうですよ(2014年は2位)。食べるの楽しみ。

 

ここからが本番、台湾土産だよ!

 

●パイナップルケーキ●

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 台湾土産の定番中の定番、パイナップルケーキ。今回は、日本人に人気過ぎて、東京は南青山にも支店を出しちゃったという微熱山丘のものをセレクト。お店に入ったらまず試食させてもらって、それから購入という流れ。

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 ケーキというより、クッキーです。このクッキー生地が、バターと卵の香りが口の中にふわりと広がって、美味しい!これだけで食べたい位。中のパイナップルジャムも、パイナップルの繊維がざくざくで食べごたえあり。酸味が強いです。試食の際に一緒に出されるお茶がまた美味しくて、台湾の実力を感じました(オーナーは元お茶農家なんだそう)。

こちらのパイナップルケーキ、6個入りと10個入りがあるのですが(ばら売りなし)、6個入りはわりと早いタイミングで売り切れるそうで、夜に行ったら10個入りしかありませんでした。1箱ずつ綿のバッグに入れてくれるのもまた良し!人気の理由がよく分かりました。ここのパイナップルジュースも気になる。持って帰るのが大変そうだけど…。

 

【微熱山丘】

Add: 台北市民生東路五段36巷4弄1号

Tel: (02)2760-0508 

Open: 10:00 ~ 20:00 

URL: http://www.sunnyhills.co.jp/news.php

 

 

●中国茶●

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こちらもまた台湾土産の定番ですよね。

まずは、「嶢陽茶行(ヤオヤンチャーハン)」の缶入りティーバッグと茶器。

1842年創業という老舗でありながら、店内の雰囲気はLUPICIAっぽい感じで、おしゃれでした。時間があまりなかったので、ここでは試飲はせず、完全にパッケージ買いで。一目ぼれして買った茶器はなんと、made in Japanです。有田焼なんですってー。900元だったかな?ここのところの円安で、価格が下がったとのことでした。

ここのお店、確かに可愛いんだけど、店員さんの話す日本語がいかにも「マニュアル完璧に暗記してます」みたいな話し方で、人間味がないというか、親しみのもてる感じでなかったのが残念。

 

嶢陽茶行

 Add: 台北市長春路14號 (台北市内には他に2店舗あり)

 Tel: (02)2562-1999

Open: 10:30 ~ 21:30 (日曜は11:00~)

 

 

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「京盛宇」の輕焙凍頂烏龍(左・ティーバッグ)と、不知春(右・茶葉)。

友人に強く勧められたのが、不知春。お店の人曰く、日本人に一番人気なのが不知春(友人は台湾人ですが)とのこと。すっきりした味わいながら、花の香りと甘い後味が鮮烈な印象を残すお茶。 凍頂烏龍は日本でも割と知られてるし、ということで買ったもので、まだ飲んでない。

京盛宇のお茶を最初に買ったのは、台北101から徒歩5分ほどのところにある、文化財指定の集合住宅・四四南村(スースーナンツン)内のセレクトショップ・「好、丘(ハオチョウ)」だったのですが、不知春が本当に美味しかったので茶葉を買い足したくなり、誠品書店敦南店のお店へ。

京盛宇ではスタバのように、スタッフの方が淹れたお茶のテイクアウトも可能。ボトルのお茶はアイスのみなんですが、これ、大量に入れたお茶を小分けにしてボトリングし、冷蔵庫に保管して売ってると思ってたの。ところがどっこい、アイスも、注文が入ってからきちんと中国茶の作法に従ってお茶を淹れてくれるんですよ。

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こんな感じで、入れたお茶を氷入りのビーカーに注いで冷やして、

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ボトリングする、と。素敵!

またパッケージがシンプルでおしゃれなんですよね。このお店こそ日本に来てほしい!ここは本当におすすめ。次行ったらミルクティーとかも試してみたいな。

 

【京盛宇】

 Add: 台北市敦化南路一段245號、誠品書店敦南店B1

 (他、誠品書店松菸店、新光三越台北站店にも店舗あり)

Tel: (02)2775-5977 (Ext.621)

Open: 11:00 ~ 22:30

URL: http://www.prot.com.tw/

 

 

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阿里山烏龍茶。右は台北市・迪化街にある臻味茶苑で、左は台南市・林百貨で購入。

阿里山(アーリーサン)とは台湾南部・嘉義県にある、15の山からなる国家風景区のことで、日本統治時代は新高阿里山国立公園という名前で国立公園に指定されていました。高山烏龍茶の一大産地として有名で、質のいい紅茶やコーヒーも栽培されています。香ばしい香りと、後味の甘さ。臻味茶苑では他に凍頂烏龍や東方美人も飲みましたが、香りも味も、阿里山のものが断トツでございました。

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林百貨でも阿里山は人気のようで、お茶の種類はいくつかあったものの、阿里山はわずか一つしか残っておらず。そう、これ私が行った日の、ラストの1個です。一口に阿里山烏龍と言っても、味はやっぱり均一ではないそうなので、飲むのが楽しみです。

 

【臻味茶苑】 

Add: 台北市迪化街一段156號 

Tel: (02)2557-5333 

Open: 11:00 ~ 22:00 

URL: http://www.chen-wey.com.tw/

 

【林百貨】

Add: 台南市忠義路二段63号

Tel: (06)221-3000 

URL: http://www.hayashi.com.tw/

 

 

●お米●

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うちのお米がそろそろ切れそうだったので。重かったわ…

誠品書店信義店内のショップ、「掌生穀粒(ジャンショングーリー)」で購入したこちらは、有機栽培のお米。紙袋に入っているものと、客家花布に包まれたものとありました。紙袋の方には、産地・生産者・水源まで書かれてあります。客家花布は大小2種類があって、こちらは小。一斉米というお米です。これは台湾に行く前から絶対買おうと決めていたもの。客家花布が好きなんです、私。

 

というわけで、食品篇でございました。お土産はまだまだあります。