2つの黄色のオペラハウス
ベトナム戦争終結70周年の今年、9月2日の国慶日に向けて、ハノイを代表するフランス建築の補修作業が進んでおり、主たる建築物であるオペラハウスの外壁も塗り替えがされているのですが、一部塗り替えの住んだ部分の色が「研究上の色とあまりにもかけ離れている」「オペラハウスの特別な空間を汚すもの」として、あまりにも市民から不評だったため、「ごめん、元の色に戻すねっ☆(ゝω･)v」とお役人さんが決めたとか。
と聞いて、急いでオペラハウスに行ってきました。その「空間を汚す色」が見られるのは今のうちだよ、ということで。なお、写真を撮りに行ったのは先の土曜のことで、昨日からすでに色を戻す作業が始まっております。
卵色が従来の色で、山吹色が不評だった色。山吹も悪くないとは思いますが（ハノイのフランス建築なんて大体山吹色だし）、ただこれから雨風に耐え、年月が経った後の色を考えると、確かに「なんか違う」。優美さには欠けますかね。個人的には、この2つの黄色のオペラハウスなんて貴重なものを見ることができて良かったです。
【追記】ベトナムニュースサイト・VIET JOでも記事になってました。
