ハノイのはちへお。

from Hanoi, Vietnam

6月のウィーン・初の空路入境とヴォティーフ教会

今年の汚れ…間違えた、今年のブログは今年の内に。hachiheoです。

今年も残りあと3日!今日を入れてもあと4日!さすがベトナム、全くそんな気配を感じませんが。でも西洋人の多いTay Ho区はクリスマス前から明らかに人通りが減っていて、「ああそういうことなんだな」とふとした瞬間にしんみりします。バケーションうらやましいわー。

 

さて性懲りもなく6月の話を続けます。何度か書きましたが、今年のヨーロッパはオランダ経由ウィーン行きだったんです。すっごいオランダメインみたいな書き方してきましたけど、メインはあくまでウィーンです。たった2泊しかしてないし、そんなに色々見れなかったけど。あと記事の数を少なくするため、1つの記事にぱんっぱんにあれこれ詰め込んでいくつもりです(内容は浅いけど)。よろしくお願いします。

私は3回目のウィーンなんですが、3回目にして初の空路利用でした。オーストリアンエアラインズ!ちょ、ちょっと手前のチェコ航空にも乗りたかったなー。
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バイバイ、オランダ。また戻ってきます。(・ω・。)ノ=з
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アムステルダムーウィーン間はだいたい2時間ぐらい。なので、機内食は出ません。軽食は出たのかな?ちょっと覚えてないですごめんなさい。こちらはおやつ。かわいい。
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そうそう、今回ウィーン行きにKLMを使わなかったのは、せっかくだから色んな航空会社を使いたかったのもありますが、夫が何かで見つけて気に入っていた、こちらのCMが印象的で、一度乗ってみたいなーと思っていたから。職員や乗務員、乗客による、ひとつひとつの動作の立てる音が、『美しく青きドナウ』の旋律を奏でているもの。
www.youtube.com

オーストリア航空はロゴもすっきりしていていいですね。

 

ウィーン到着。City Airport Train(CAT)で市内に向かいます。CATは空港とウィーン・ミッテ駅を結ぶノンストップ特急列車です。
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CATのホーム。向かいは連邦鉄道(ÖBB)のホーム。
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ÖBB の列車の車体。激しいわ。
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こちらがCAT。
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CATの運行本数は1時間に2本(空港発:毎時09分&39分、市内発:毎時06分&36分)、6時台から23時台まで。所要は16分。

チケットは片道・往復、回数券に加え、ウィーン市内交通(Wiener Linien、地下鉄・路面電車・バス)のフリーパス付きのものがあります。フリーパスは24時間・48時間・72時間の3種類。空港1階の窓口または券売機で購入すれば片道12ユーロ、往復19ユーロ。オンライン購入の場合は少し安くなって、片道11ユーロ、往復17ユーロ。さらに空港では、フリーパス付きはCAT往復チケットに付ける形でしか購入できないのに対し、オンラインではCAT片道+フリーパス付きが購入可です。あと、CATの切符は乗車後も購入できますが、券売機で買った場合の値段にプラス2ユーロの追加料金がかかります。

詳しくはこちら↓

www.cityairporttrain.com



今こうやって書いてて気づいたけど、空港でウィーンカード買った方が安かったな。施設入場料割引、CAT割引もあって、市内交通フリーパス付きで72時間21ユーロだって。うっかりしてた。

www.wien.info

 

何はともあれ、ミッテ駅で地下鉄に乗継ぎ、ホテルのあるショッテントーア駅に到着。ウィーン大学とかがあるエリアです。
ホテルでは予約が入ってないというトラブルがあったものの、「これホテルのWifiパスワードだから!で、これがホテルのメールアドレス!あなたが持ってるBooking.comの予約確認書付きのメール、ここに送って!」とレセプションのおばちゃんがあれこれその場でやってくれまして、無事に投宿できました。ホテルは「Hotel de France Wien」。わかる、わかるよー。フランスかウィーンかはっきりせい、と言いたくなりますよね、うんうん。名前はともかく(何てことを)、5つ星にしちゃリーズナブルだし、フロントの人たちもフレンドリーで、いいホテルでした。

 

で、荷物を置いたらさっそく散策。
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こちらの信号、レズビアンカップル信号なんですー。赤信号だと2人でお手手つないで立ってるの。ハートマークまで点って、かわいいー!!
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今年5月に「ユーロビジョン・ソングコンテスト2015」が開催されたウィーンでは、「LGBTフレンドリーな街・ウィーン」をアピールすべく、市内十数か所に同性カップル信号機を設置したそう。私が見たのはこのレズビアンカップル信号だけでしたが、もちろんゲイカップル信号もあったそう。元々「ユーロビジョン・ソングコンテスト」自体がゲイに人気のイベントな上(そうなの?)、2014年の優勝者がオーストリア出身のドラァグクイ―ン、コンチータ・ヴルストさんだったことも大きく影響しているらしいです。残念ながら、いくつかのニュースを見る限り、こちらの信号は5月12日から6月末日までの期間限定での設置だったそうです。

 

さてこちらはホテルのすぐ近くにあるネオ・ゴシック建築の教会・ヴォティーフ教会。ウィーンではシュテファン寺院に次いで2番目に大きな教会で、19世紀半ばに皇帝・フランツ・ヨーゼフ1世が暗殺を免れたことを神に感謝するため、皇帝の弟・マクシミリアーノ1世によって建てられたもの。1879年4月24日の、フランツ・ヨーゼフ1世とエリザベート皇后の銀婚式の記念日に合わせて献堂されました。設計は当時若干26歳だったハインリヒ・フォン・フェルステル。フェルステルはウィーン大学の設計もしています。
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そういえばここ入ったことなかった気がする。というわけで行ってみよー。ステンドグラスが有名だそうですが、外からもその美しさ、緻密さがうかがえます。ステンドグラスの美術的価値自体は高くないそうですけどね。
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見る角度でかなり印象が変わる。
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入ってみました。とにかくステンドグラスが美しい!
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祭壇も、パイプオルガンも、天井画も実にすばらしかったです。
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ここが素晴らしすぎてですね、このあと行ったシュテファン寺院がまったく母にウケませんでした。むしろあちらの方こそハイライトなんですけどね、残念です。いやでも本当にヴォティーフ教会素敵だったな。
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続きます。