ハノイのはちへお。

from Hanoi, Vietnam

◆CENTRAL AMERICA◆

…で結局メキシコってどうなのよ?

オンライン・マガジンのGIGAZINE上にアップされた2つの記事。どちらも世界一周をしている(していた)男性の、メキシコを訪れて抱いた印象の記事なのですが、その感じたことがあまりにも正反対だったので面白いなと思いました。「危険なイメージしかないメキ…

いざメキシコのベニスへ!

とうとうメキシコ最終日! 夜の飛行機で日本に帰るというこの日に私たちが向かった場所、それはソチミルコでした。メキシコシティの中心からソチミルコまでは地下鉄と路面電車を乗り継いでいけますが、私たちは難を逃れたセニョールの車(正確にはセニョール…

セニョールが捕まった

すべての始まりはホホバオイルでした。ホホバオイルとは…砂漠で育つ多年草「ホホバ」から採取されるオイルのこと。アメリカ南西部からメキシコ北部が原産で、ネイティブアメリカンはホホバオイルを『砂漠からの黄金の液体』と呼び、食用油・傷の治療・肌の乾…

メキシコ国立人類学博物館

メキシコ観光のハイライト! 国立人類学博物館です。メトロ7号線のAuditorio駅から歩いて行ったんですが、まずはハードロックカフェに寄ってピンズとTシャツを買う。何でメキシコのHRCはピンズを2種類しか売らないんだろう?で、道路を渡って少し歩いたとこ…

Casa de los Azulejos

タラタラ書いてきたメキシコの旅日記もあと2日分で終わりです。長かったなあ。 2月13日の朝、つまり帰国前日は『青いタイルの家(Casa de los Azulejos)』でブランチを。 その名の通り外壁に青いタイルを張り巡らしたこの建物は16世紀の建築で、この建物の名…

或る女の一生。

メヒカーノの心を捉えて離さない、ある一人の女性の物語。 マグダレーナ・カルメン・フリーダ・カーロ・イ・カルデロン(Magdalena Carmen Frida Kahlo y Calderón、1907年7月6日 - 1954年7月13日)は、メキシコの画家。インディヘニスモの代表的美術作家。 …

メトロバスの罠と米への渇望

この一杯の親子丼へ到達するまでの話を聞いてほしい。国旗の降納を観終わって、私たちはある場所に向かうことにしました。 米を食べるために。 もう限界だったのです。 私たちはトウモロコシにも小麦粉にも飽きていた。 メキシカンフードに慣れていない、来…

市場とソカロと『3つの保障』

かなり間抜けなグアダルーペ寺院観光を終えて、やってきたのはシウダデラ民芸品市場。 こちら、中に入ってるお店は全部民芸品のお店。刺しゅう入り貫頭衣のウイピルや、ウイチョル族のビーズ細工、革製品に楽器に…ととにかくお土産になるものなら何でも売っ…

あのバチカンも認めるメキシコの奇跡とは。

( ゚Д゚)ノ ヤアミンナ! ハノイ情報がほとんど出てこないハノイ在住者ブログへようこそ。 さてさて教会の数がべらぼうに多いメキシコですが、それもそのはず国民の90%がカトリック信者。 そんなメヒカーノが愛してやまないのが、グアダルーペです。グアダルーペって…

メキシコ男の熱き戦い。

ケレタロ最後の食事は、週末に朝食ビュッフェをやっているお店で。ああしょっぱかった。 なんかケレタロは食事の当たりが少なかったなあ… さて、Primera Plusで最終目的地・メキシコシティへ向かいます。 ケレタロ→メキシコシティまでの所要時間は約3時間。 …

ケレタロと水の物語。

サンタクルス修道院の横の道をテーッと歩いて、展望台にやってきた私たち。 水道橋を見に来たの。 全部で74のアーチを持つこちらの水道橋は1726年から38年にかけて建設されたもの。 当時工業化が進んでいたケレタロでは工業排水による河川の汚染が深刻化し、…

ケレタロで文化に触れまくる。

ケレタロ2日目の朝は、「天使」という名前のカフェで始まりました。 ホットチョコレート美味しかったなあ。 ケレタロの歴史地区に何があるのかと言われれば、特に何もない、という印象。教会がものすごく多いんですが、すでに食傷気味だった私にはそれを堪能…

ケレタロ1日目

グアナファトからケレタロへは、Primera Plusで。メキシコは長距離バスが発達していると聞いたけど、なるほどジュース・お菓子付き、フットレストあり、リクライニングもきいて、かなり快適。グアナファトを出て2時間半、ケレタロに到着。 「やっぱバスでも…

地味な街で、この旅一番の贅沢を。

さて、私は旅が好きで、よってガイドブックや旅雑誌の類も大好きです。 本屋へ行けば、必ず海外旅行ガイドの棚を見ます。『TRANSIT』はできるだけ毎号買うようにしてるし、『FIGARO Japon Voyage』も大好きだ。『地球の歩き方 Gem stone』は私がマラッカには…

グアナファトにさよなら…をををををーーーー!!!!

グアナファト最終日。お昼のバスで次の街へ向かうのですが、その前に最後の観光。 フアレス劇場! フアレス劇場は、日常オペラやクラシックコンサートが開かれているほか、秋には国際セルバンテス祭の会場になります。 元々、1939年のスペイン内乱により、ス…

2つの「どういたしまして」

ここんとこ写真が多いね。グアナファトが好き過ぎて、写真の取捨選択ができないせいです。 そう、私はグアナファトにとても期待していて、そしてグアナファトは私の期待に大いに応えてくれた。 たぶん、メキシコにいた16日間の内、グアナファトにいた3日間が…

観光は、ガイドブックに忠実に。

グアナファトの街は、結構道が入り組んでいて、方向音痴の私には難しい街でした。ハノイの旧市街並みだよ!とにかくどこに行くにも迷うっていうね。かと思えば、「すみません、〇〇ってどこですか?」って聞いてみたら、「え、ここだけど」って言われたりね…

パンとミイラとメルカドと。

グアナファトは連日快晴なり。 朝ごはんは、カンパーニャ教会横の坂を上がったところにあるカフェで、 ……迷った。 10分後、(´・ω・`;)「…教会まで戻ってみる?」なんて話してたところに、見つけた!Cafe Carcamanes。 ここへ来たあたりから、Tちゃんのカンク…

グアナファト、そして日本人・日本人・日本人

グアナファトにはピピラの丘という名所があります。私の泊まったホテルからも見えたのです。 「ピピラ」とは、メキシコ先住民の抗夫だった男で、1810年の独立戦争において勝利のきっかけを作った英雄であります。 グアナファトが銀鉱山の街として発展したこ…

グアナファトぶらぶら街歩き。

そんなこんなでグアナファトに無事到着、荷物も置いたところで、街歩きの開始です。グアナファト旧市街は山の斜面にあるため、坂が多い!多いなんてもんではなく、おそらくこの街にある道の9割は坂。場所にもよりますが、道幅は決して広くなく、そこへバスや…

いざ銀の街へ!

さーてーメキシコ日記の続きです。 カンクンには合計5泊しました。ビーチでダウンジャケットを着たり空を飛んだり遺跡を見に行ったりテキーラ飲んだり引きこもったりして、2月6日の朝、次の都市へ向かうべく、空港へ。 お世話になったTちゃん、セニョールと…

酒飲みの執念

さて。 テキーラを飲み損ねたわけです。 私、お酒の試飲が大好きなんです。お酒が好きなんです。 今までテキーラを飲んだことがなくて、でもせっかくメキシコに来たんだから1本ぐらい持ち帰りたくて、でもでも味が分からないから何を持って帰ればいいのやら…

ユカタン行ったり来たりツアーの結末。

チチェンを後にして向かった先は、こちらもまたど定番の、セノーテです。セノーテとは、地面に空いた大きな穴に地下水が溜まってできた天然の泉、井戸のこと。地盤の弱いユカタン半島の石灰岩地帯で多くみられるもので、マヤ人にとってはこの天然の井戸は巡…

「井戸のほとり」のピラミッド

カンクンに行くとなれば、必ず行程に組み込まれるであろう場所、それがチチェン・イツァ。こんなこと言うのもなんですが、実はカンクンって退屈だったりする。よっぽど海が好きだとか、よっぽどお金が余ってるとかでもない限り、カンクンで思いっきり遊ぶの…

カンクンの海を、濡れずに楽しめ!

Tちゃんとバスを乗り継いでやってきたのはここ、『Adventure Bay』。 ここで、カンクンのきれいな海を堪能します。 そう、 ボートから、 華麗に飛び立ち、 上空からー! というわけでパラセイリングをしてきました。実はメキシコ行きを決めるその前から、「…

2月2日は『タマレスの日』

ビンボー。メキシコ大手パンメーカーのビンボー。メキシコ滞在中、ビンボーのパンで食事を済ませたことが、2回ほどありました。ビンボー!(このコップほしいな) さて、カンクン2日目。この日もTちゃんお休みだったので、出勤するセニョールを見送って、2人…

裏切りのビーチリゾート

朝7時、ホテルを出て空港に向かった私。 飛行機がスケジュール変更になった上、ディレイするなんて「ああ、メキシコ…」な展開に若干イライラしつつ、適当に空港の中を見て暇つぶし。 アエロメヒコの運航便はすべて、メキシコシティ国際空港(ベニート・フア…

メキシコシティ2日目、ぶらぶら歩き編

さて、バラガンツアー終了後は、適当にその辺をぶらぶらと。 ここのチキン、食べたかったなー。 世界で3番目に広い広場、ソカロ。確か1番はモスクワの赤の広場、2番目は北京の天安門広場だったかな?あ、逆か。 たまたま見つけたこの建物、何だと思います? …

まだまだバラガンツアー。

メキシコ日記はまだまだ続きます…だって2週間の日程のうち、まだ2日目の、それも午前中の話しかまだしてないからね! さて、トラルパン礼拝堂を辞して、今度は世界遺産である、バラガン邸へ向かいます。…が、トラルパンが良すぎて、私、バラガン邸の印象があ…

そこは、神の住まう場所。

朝9時に宿を発ち、最初に向かったのはトラルパン礼拝堂(カプチーナス修道院)。敬虔なカトリック信者であったバラガンが、1953年から7年という歳月をかけて改修した礼拝堂。 上の写真はその入り口なのですが、「え、これ本当に礼拝堂?」と口にせずにはいら…