いざ銀の街へ!
さーてーメキシコ日記の続きです。
カンクンには合計5泊しました。ビーチでダウンジャケットを着たり空を飛んだり遺跡を見に行ったりテキーラ飲んだり引きこもったりして、2月6日の朝、次の都市へ向かうべく、空港へ。
お世話になったTちゃん、セニョールともお別れです。二人とも前日は遅くまで起きてたのに、空港まで見送りに来てくれました。
本当にふたりにはお世話になって…(涙)
さて、いったんメキシコシティに戻って、すぐにまた別の飛行機に乗り換えるんですが。
メキシコシティ空港の第2ターミナルにはこんなのがありまして。
第2ターミナル、あちこちにこの顔がドーンって置いてあるんです。それも全部タイプが違うの。たとえばメキシコ到着日に見たのはこんなん↓
この顔が何なのかは分かりませんが、とりあえずみんな、メキシコの民芸品で形作られてるのは分かる。
たとえばこの白いのは、パペル・ピカード(切り絵)。
で、一番上の写真のカラフルな奴の何がすごいって…。
全面小さなビーズ!
これはメキシコ中西部の山脈地帯に住むウイチョル族という民族に伝わるビーズアート・「チャキラ」。
小さなビーズを繋ぎ合わせてアクセサリーにしたり、箱などに貼り付けて装飾をしたりするんですが、そのグラデーションの美しいこと!
例えばマラッカやペナンに住むニョニャたちも絵画のようなビーズアートを嗜んでいましたが、こちらはさすがメキシコ、コントラストが強い!ちょっと考えられない色の取り合わせだったりするけど、でもきちんと調和してるのがまたすごい。
さてひとしきり感心した後で飛行機に乗ったんですが、
ええと、この写真は私が窓際の席から撮ったものです。
座席が3列ってどういうこと?!
(JETPHOTOS.NETより転載)
今回私が乗ったのはEmbraer ERJ-145LR。ちっちゃいちっちゃい、超ちっちゃい!あのフォッカーより小さい!そしてまた驚くべきことに、この小っちゃい飛行機に特別なお手伝いを必要とするお客様が2人も乗ったという。他人事ながら冷や冷やですよ!
飛んでからもまあ地面が近い…
そうこうして着いた場所は!
グアナファト!!
グアナファトは銀山によって栄えた街で、スペイン統治時代の古い建物が残っている旧市街は世界遺産に指定されています。グアナファトという地名は先住民族・タラスカ族の言葉で「カエルのいるところ」という意味の、『Quanax-juato』から来ていて、そのため街中ではカエルのイラスト入りのTシャツなどが多く売られています。
空港から旧市街まで向かい、まずはホテルにチェックイン。
今回泊まったのはEl Zopilote Mojado。
左手の青い建物がレセプションとカフェ。
まずはチェックイン。「あれ、そういえばこの予約ベトナムから入ってるけど、でもあなた日本人なの?あら」なんて言われつつ。
おおそういえば、ここで私、Booking.comの中の人である女性に会いました。宿のオーナーが「彼女、あなたの会社の顧客よ!」と声を掛け、彼女も「あら、ありがとう!滞在を楽しんでね!」と笑顔で言ってくれました。いつもお世話になってますー(私はAgodaよりBooking.com派)!
私が泊まった部屋は、レセプションから歩いて3分ほどのところにある一軒家の中の一室。
アメニティも完備。
一軒家なので、キッチン・ダイニング・談話室などもあり、もちろん自由に使っていい。
そしてここの自慢は…
この3階(?)からの眺望!
何てこったい一瞬で心を奪われてしまいました。
というわけで、グアナファト2泊3日の旅の始まりです。