パンとミイラとメルカドと。
朝ごはんは、カンパーニャ教会横の坂を上がったところにあるカフェで、
…
…
迷った。
10分後、(´・ω・`;)「…教会まで戻ってみる?」なんて話してたところに、見つけた!
ここへ来たあたりから、Tちゃんのカンクン下げが始まります。
「カンクンこんなおしゃれカフェないよー('A`)」
「ってかほんと海しかないし、物価は高いし」
「日本食は高いしー(・ω・`)」(鶏唐揚げ定食が30ドル!)
なるほど、実際私もカンクンの街の印象って…ないなあ。チチェンやバヤリドはカンクンとは州が違うしなあ。お金が余ってるとか、海がよっぽど好きなら別だけど、そうじゃないなら住み難いってのは確かだと思います。
まあカンクンの話はともかく、ここで食べた小麦粉のトルティーヤは味がしっかりついていて、とても美味しかったです!たぶんこの旅で一番。
さて、いい気分になったところで、バスに乗ります。
運転手に「Momias?」と聞いたら「Ok,OK」って言ったのに、いざ停留所まで来ても何も言ってくれず…。たまたま前に座ってたおばちゃんが「あなたたちMomias行くんでしょ?ここよ!」って教えてくれなきゃずーっと終点まで乗ってたよ!しかも降りようとする私たちを尻目に走り出すバス。これも、周りの乗客のみなさんが運転手に言ってバスを止めてくれました。メヒカーノ優しいなあ…
さて、「Momias」って何よ?
えっとね、ミイラです、ミイラ。
グアナファトにはミイラ博物館なるものがあるのです。
地球の歩き方には「バスで20分」とありましたが、なんのなんの、10分もしないで着いちゃいました。むしろ歩いて20分。ただ登り坂がきついので、行きはバスで行った方が賢明かと。
中は撮影可ですが、最初に入った部屋の空気が重すぎて、1枚も撮らずに出てきました。
こちらに展示されているミイラは、すべて一般人のもの。グアナファトの気候は非常に乾燥しているため、土葬にするとわずか数か月でミイラ化してしまうんだそうです。で、埋葬後5年が過ぎると、埋葬税の収められていない遺体は掘り起こされ、状態の悪いものは火葬に、そして状態のいいものは展示するんだそう。
展示するって発想がすごいな。
博物館の内部が気になる方はこちらからどうぞ→☆
カエルやミイラのイラスト入りのTシャツがたくさんあったー。ザ・グアナファト。
(↓買ったTシャツ。買ったときは何でこんなカエル押しか知らなかった)
グアナファト名物、ミイラの形のミイラ飴も入り口付近で売ってます。ミイラ博物館で買うより安いらしい。
ここで小休止。市場の中で、ミックスジュース。オレンジ+マンゴー。
市場を出るときに、Tシャツを買ったお店の前を通ると、お店のおばちゃんが手招き。「ミネラルウオーター忘れていったでしょー」って。ああ、メヒカーノ…。・(ノД`)・。
つづく。