モロッコの旅 6日目・ギリーズで昼食を
いつまで続くのかこのモロッコ日記は…と書いている本人も大概飽きてきた思ってはいるとこなんですが、気付いたらこれが最終日の日記ですよ!わあ!あと3記事か4記事で終わります。
モロッコ最終日は、「ギリーズ(新市街)まで行って、スーパーでお買い物!」と決めていました。
メディナからギリーズまでは、フナ広場の西側にある市バス乗り場から、1番のバスに乗って行きます。確か、メディナから3つか4つ先のバス停で降りました。そう、終点がギリーズというわけではないので注意です。
バス自体はとてもきれい!前のドアから乗ってドライバーに料金を払い、降りるときは後ろのドアから。結構飛ばすので注意。料金は…あー覚えてない…5DHしなかった、のは覚えてる。
ギリーズではオシャレショップを周り(ちなみにこういうショップが結構高かったりするのは各国共通らしい)、スーパーでばら撒き用のお菓子などを買いました。
そういえば、私の持って行ったガイドブック(『地球の歩き方 aruco 14 モロッコ』)に載っていた、サボテンオイル由来のコスメを扱うショップ『LB Cosmetics』はなくなってました。『aruco』、発行が2011年ということで、やっぱり情報が古いみたいです。旅行前に気になるショップについてはインターネットなどで調べておいた方がいいなあ、と痛感(本自体は女の子に的を絞ったいいガイドブックだと思います)。
ショッピング中、母から電話があって、「今日がモロッコ最後で、明日ミラノだよ」と言った瞬間に「お土産待ってる!」と高いトーンで言われたとき、「ああ…モロッコ興味ないんだな」と切なくなりました。まあ海外にあまり行ったことのない50代なら、モロッコよりイタリアなんだろうなあ…。まあ我が母がモロッコに魅かれるとは確かに思えないのです。…汚いしねえ、娘がいるからって2回もベトナムに来たのは奇跡だ。
さて、今回ギリーズにやってきた目的は、スーパーとあるレストランでした。
行ってみたら看板に12時オープンって書いてあるにも関わらず「12時半からよー」と言われたので(・ω・`)、とりあえず近くのカフェで時間を潰し(ちなみにこの日も寒かった)、
時間を見計らってやってきたのは、「Al Fassia」!!
マラケシュ市内に2店舗あるうち、ランチタイムに営業しているのはこちらの「Al Fassia GUELIZ」のみ。
モロッコに来る前に、Facebookで某モロカン雑貨のショップをフォローしていた私。ある日「純粋に味だけで評価するなら、ここが一番」というオーナーさんの書き込みを見て、ここで食事するのをとても楽しみにしてました。
ここの名物は『黄金の肩肉』と呼ばれる羊のロースト。ですが、私どーーーーしても羊の匂いが駄目なので、無難にチキンをいただくことに。
問答無用で出てくるパン。ほんとにモロッコはパンが美味しい。食べかけをお皿の上に載せていたら、料理が来た時にお皿と一緒に下げられてしまった…そのあと新しいパンくれたけど。
バスティラ。本式は鳩肉ですが、今回は無難に(私は無難なのが好き)チキンのバスティラを。
バスティラとは宮廷料理のひとつで、肉や野菜、アーモンドを春巻の皮のようなもので包んで揚げ、その上に砂糖をかけたもの。ちょっと「えっ…」って思うけど、私はこれをものすごく気に入って、ああもう一度食べたい!!!
この後味が甘いのは夫は苦手なはずだから、きっと残りは私のもの…!なんて思いながら夫に半分あげたら、あっさり全部食べられてしまいました。しゅーん(・ω・`) いまだに夫の食の好みが把握できてない、主婦2年生。
デザートの甘いクスクス。夫は受け入れられなかったようですが、私には大ヒット!ほんのりシナモン風味で、牛乳をかけていただくと、これがまた。
そういえばどうやって作るのかな、と探してみたらチュニジアの甘いクスクスのレシピが出てきた。そういえばお隣さんだ。
パッと見「あ、少なかったかなー」と思ったけれど、食べ終わってみればかなり満腹。世界最小のパスタ・クスクス、結構お腹に溜まります。
そういえばスーパーでクスクス買ったけど、さていつか使う日が来るんだろうか…。意外と重くて(重量の話)びっくりでした。