Nikon 1 ×Zenitar ×Cầu Long Biên
Zenitarレンズが出すレトロ調の画にマッチする、ハノイでも屈指のレトロな場所へレッツゴー。というわけで、ワタクシ、ロンビエン橋へ行ってまいりました。
ここら辺はハノイでもあまり治安が良くないとのことで、夫から「1人で行くな」と言われておりまして、じゃあ一緒に行ってくれるのね!と思っていたのですが、これがまたお互いに「ロンビエン・モチベーション」が中々合わず、一方が行きたがれば一方が行きたがらないということが何度かあり、それが今回、レンズという後押しがあってようやく、ロンビエン行きが実現したのでした。
Zenitarだけでは心もとないので、 1 NIKKOR 18.5mm f/1.8も携えてのロンビエン行き。橋の上でのレンズ交換はコワカッタ。写真はZenitarと1 NIKKORごちゃまぜですが、写真を見たらどちらを使ったかすぐにわかると思います。ぼんやりしてるのがZenitar。
ロンビエンバスターミナル側から撮影。
レンズを換えて。
『交通安全は全家庭にとっての幸せ』
鉄骨好きにはたまらんビジュアル、ロンビエン橋。一応歩道もありまして、歩いて渡れます。ただ手すりがあまりにも低いので、横からちょっと押されただけで、簡単にホン河にダイブすることができます。
1899年起工、1902年完成のロンビエン橋は、フランスのDayde et Pille社が工事を落札、設計したもので、今もDayde et Pilleのプレートが橋のあちこちに残っています。ちなみに完成当時は、インドシナ連邦総督・ドゥメールの名を取って「ドゥメール橋」と呼ばれていました。
1988年にチュオンズオン橋(Cầu Chương Dương)ができてからは、一旦車やバイクの走行が禁止されたものの、チュオンズオン橋の交通渋滞が深刻化したため、2005年よりバイクの通行が再開されました。車はだめ。
再開発の進むロンビエン地区が近づいてきたところ。ロンビエン橋は対米戦争時代に4回爆撃を受け、1500mの長さが破壊されました。そのため、修復はされたものの、アーチが一部分しか残っていない場所もあります。
ロンビエン区に到着。さあ!線路に潜入だ!!
ここでZenitar登場。
足も手もがくがくさせながらの撮影です。なにしろこの線路、隙間だらけで一歩間違えるとえらいことになるのですよ!ロンビエン橋、何気に高さがある上に、下は流れの速い河ですからね!さらにZenitarレンズが重いこと重いこと。レンズを支える左手がガックガク。
そんなわけで、撮影時には気付かなかったけど、線路ガタガタだね。
さて、ホアンキエム区側に帰ろう。
途中、鉄道に遭遇。
ロンビエン橋は往復すると約4kmの道のり。3時半から渡り始めて、戻って来たら5時過ぎてた。橋が混みだす。
そんなこんなで初・ロンビエン橋徒歩ツアーでございました。橋自体も見ていて面白いけど(鉄骨好きなのでー)、橋から見る景色も中々面白かったです。そちらはまた後日。