2014年最後の旅・ペナン まとめ
惚れた腫れたに理由などいらない。人に「なぜ惚れた」と聞かれて、はっきりとした答えを返せなかったとしても、惚れた事実を変えることはできないのだから、この際理由なんてどうだっていいのだ。
てなわけで、私が惚れて腫れた街・ペナンに行ってきました(どういうわけだ)。
2014年最後の旅であり、かつ今年3回目のペナン。1月には友人と、9月には母と行き、今回は夫と行ってきた。もう完全に恋だ。ある人に「ペナンの何がそんなにいいの」と2,3度聞かれたけど、やっぱりはっきりとは答えられない。昔よく「ハノイの何がそんなにいいの」と聞かれたけど、そのときもやっぱり明確な答えは返せなかったな。いつもぼんやりしてる。ただ、ペナンを好きになる人には関西人が多いそうです。ということは、生まれ育った街の空気に似てるということか(えー三田市とー?)。
ハノイーペナン間は当然ながら直行便などないので、クアラルンプール経由で向かうことになります。今回はHAN-KULをベトナム航空で、KUL-PENをエアアジアで。
ありがたいことにペナン、基本的に曇っていて歩きやすかったです。陽が照りだしたのが2日目の午後。アツイアツイ。
ペナン1食目のチャー・クイティオ。ビルマ通りのホッケンミー屋に行ったらあきらかに休みだったので、仕方なく…うう。
私、元々炒め麺系が好きなので、当然チャー・クイティオも好きです。今回、通りの屋台で スープ入りのクイティオにも挑戦しましたが、そちらは全部食べられなかった。クイティオって独特の臭みがある気がする…それがスープ麺だと消えない感じ。チャー・クイティオだと色んな味が混ざるから、臭みも感じない。とは言いつつ、クイティオの臭み全開のチャー・クイティオも食べたことあるけど、コタバルで。
こちらはMuntri Mews(ホテル)内のカフェで食べた、カリーミー。
具沢山!インスタントでないカリーミーは今回が初めて。味付けは甘め。太麺・細麺の2種類の麺が入っていて、スープが絡む絡む。スープ自体はそれほどでもないのに、麺を口に入れると香菜の香りが口に広がります。
これを食べて、MyKualiのホワイトカレーヌードルのレベルの高さを知る。MyKualiは海老の味がしっかりしていて、味がそこまで甘くないので、より万人受けすると思います。マレー料理の甘さは好みが分かれるからなあ。
ところでこのラテのミルク量の違いはどうしたことか。
すでに通算5回目のペナン。ようやくこのウオールアートを発見!ずっと見たかったんだよー!
曇天のおかげでワイヤーアートも写真に撮りやすい。
消防署もかわいい。
コーンウオリス要塞にも初めて行きました。下からこの砲台を見上げたことはあったけど、入ったのは初めてだ。夫、要塞とか砲台が好きだなー。
街角珍景・その1。その辺の路上に大トカゲ。このあと溝の中に逃げ込んで行きました。速かった。
街角珍景その2。ていうほど珍しくないかな?分かりづらいですが、コピ(コーヒー)の出前。 冷たいミルクコーヒーはビニール袋に入れてぶら下げ、熱いブラックコーヒーはコップより一回り大きい容器に入れて運ぶ。ブラックコーヒーと言えば、私ずっとブラックコーヒーはKopi O(コピ・オ)だと思ってた。というのもKimberly通りのワイヤーアートで、「One Tall Double Shot Decaf Espresso」という旅行者のオーダーを、店のおばちゃんが「Kopi-0!」の一言で済ませてしまう、というのがあって、私それを見て「ほほう、コピ・オ」っていうのね!って賢くなった気でいたんだよね。「O(オー)」じゃないんだよ…「0(ゼロ)」なんだよ…。
ブラックコーヒーはコピ・コソンという、「コソン」はマレー語でゼロの意だ、と教えてくれたのはマレー語の心得がある我が夫。うわあ教えてもらえてよかった、いらん恥かくとこやった!
コピのオーダー方法についてはこちらなど→How to Order Kopi - angmohdan
シンガポールのだけど、マレーシアでも使えるよねきっと。なお、「How to order Kopi」で画像検索するともっとシンプルで分かりやすい表が出てきます。
さてー今回のペナン行きですごく楽しみにしていたのがこちら!ココナッツタルトで有名な、「梁池記老餅家」。
場所が分かりにくいのでも有名ですね。Lebuh Cintraにある飲茶で有名な大東酒楼(45 Cintra Street)の、向かって左にある脇道を入ってすぐのところ(大東酒楼の裏手)を右折すると、集合住宅の駐車場に出るので、そこを左折。集合住宅1階、向かって左端のところにお店があります。
息子さん遊んじゃってますけどね。
持ち帰り専門です。ココナッツタルトはこうやってビニール袋に入れてくれます。アジアなスタイル。
いざ実食!
タルト生地はサクサク、パリパリ。ボロボロこぼしやすいので気を付けて。中身は心持ちトロッとしていて柔らかく、この ギャップが堪らない!美味しい!夫と二人で1個ずつ食べたけど、もっと食べたいという気持ちが収まらず、次の日も行ってしまった。土曜だったからか、今度は混んでたし、息子さんもテキパキ働いておりました。
さて今回の宿泊先はNoordin Mews。Muntri MewsやSeven Terracesの系列ですね。またの名を「人力車房」、ということで、ホテル入り口にはこんなアートが。
お部屋。すっきりした作りで、清潔。ベッドの反対側には同じような形のソファーもあって、あれ、これ3人でも泊まれるんじゃない…?
ニョニャの化粧品がディスプレイされてます。
ウエルカムフルーツ。鯉の形のゼリーは人生初。
朝食は8種類ぐらいあるメニューの中からオーダーする形式。ここのフレンチトーストは美味しかった!
そしてカフェの片隅には我々の知らないアップル製品が…
コムタ―の南西側という立地が少々難といえば難。でもスタッフはフレンドリーで親切だし、歩くのが苦痛でないならここはおすすめ。
(o・ω・o)ノ++++++++++++ヤマオリ++++++++++++ヽ(o・ω・o)
番外編、クアラルンプール。
「ほうらご覧、これがジャラン・アローだよ。縁日みたいだらう?」
私ね、マレーシア通算何度目か覚えてないですが、結構来てるにもかかわらず、何とジャラン・アロー行ったことなかったのですよ。夫の元上司の方に連れてきてもらいました。
一次会でタイガービールを結構飲んだので、ワタクシここではテ・タリッをいただきました。ここで食べた餡かけそば、美味しかったなあー。Hさん、ありがとうございました。
そしてハノイに戻る日のランチを、KL在住の友人夫婦と共に。
こちらもお初の、JW Marriott Hotel Kuala Lumpur内・『Shanghai』。いつもリッツ・カールトンかDragon iだから、たまには違うところにーというわけで行ったんだけど、こちらが大正解!何食べても美味しかったー(我々のチョイスがよかったんだな、うん)
海老蒸餃子は海老がプリップリだし。飲茶には食傷気味の夫も絶賛。おかわりしたし。
スープでたぷんとした小籠包は熱過ぎず、食べやすい温度。またこのスープの美味なこと。こちら、ウエイターさんが取り分けてくれます。
酸味のある担担麺。
やたら美味しかった上海炒麺。麺もっちり、味はしっかりしているのにあっさりめで、飽きがこない。妻ズ、会話も忘れて黙々と食べる。
いや本当に美味しくって、今こうやって写真を見ただけで、つい、喉がゴクッと。ああまた行きたい!!
ペナンに始まり、ペナンに終わった1年。実はすでに、来年のペナン行きも決まっております、へへへ。次のテーマは、「1泊で効率よく周るペナン」。むふー楽しみ!