ハノイのはちへお。

from Hanoi, Vietnam

ドゥンラム村に行ってきたよ。ソンタイ城編。

アルファベットに忠実に書くのであれば「ドゥオンラム村」になるのでしょうか。とにかく歴史文化遺産の村、ドゥンラム村(Làng cổ Đường Lâm)へ行ってきましたよ。あの飴の村です。


まずはローカルバスでソンタイ(Sơn Tây)まで。ハノイからソンタイへは70番または71番のバス。

70番はLuong Yen発、Au Co、Cau Giayを通る路線。71番はMy Dinh発。今回はMy Dinhから71番に乗りました。


切符はソンタイバスターミナル(Bến Xe Sơn Tây)まで公称2万2千ドン。私たちが実際に言われたのは2万ドン。


ハノイからソンタイバスターミナルまでは約1時間半。意外と近いな。ソンタイバスターミナルはバスターミナルとはいうものの、建物等があるわけでもなく、単にバスが路駐してるだけ。ここからドゥンラム村までは、タクシーが便利。ソンタイにはSơn Tâyタクシーというタクシー会社があり、この名ばかりのバスターミナルにも数台常駐しておりまして、それに乗るわけですが、今回はドゥンラム村に行く前に、ソンタイ城(Thành Cổ Sơn Tây)を見に行きます。


ソンタイ城は1822年築城の、ベトナム産ラテライトで造られた唯一の城です。タンロン北西部を守るために建てられたもので、総面積約16ヘクタール、ラテライト造りの城と、4つのレンガ造りの門によって構成された、ヴォーバン様式の城。ミンマン帝(1741〜1841)の時代に建てられたものの中では数少ない現存する遺構であり、1994年には国から歴史文化遺産の指定を受けています。


タクシーが止まったのが何故かお城の裏手。なのでまずは、北門(Cửa Hậu/Bắc Môn)から。北門は1883年のフランス軍侵攻以降、100年以上に渡り荒れるに任せた状態でそこにあったのですが、1995年に「実に残念なことに」一度壊されて、「旧い街の雰囲気に合った」新たな門が建てられました。つまり、まだ新しいのね。ここにあったベンガルボダイジュの姿も美しかったそうですが、それも新しく門を建てる際に切ってしまったそうな。オイ!


裏側の方が情緒があるわね。


城内の道。


行宮の裏側。


屋根うにょん。彫刻が見事。


表。



中には祭壇。


白線が引いてあるということは、バトミントンをここでやるってことね!


Cửa Tả(東門)だと思う。奥に見えるのは見たまんま国旗掲揚塔(高さ18m)。


建設当時のまま残っているCửa Tiến(南門)。ちょっとタプロームぽくっていい!

ガチで歴史を感じるのはCua Tienぐらいですかね。あとの建物は新しいもの。それだけに、ここの門を見た時の興奮は大きいです。


ここから再びタクシーに乗って、いよいよドゥンラム村へ向かいます。




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