ペナンのホテル: Campbell House
同じ街を繰り返し訪れる傾向のある私ですが、特に定宿を決めず、行くたびに泊まるホテルを変えています。
ペナンに関しては頑なにチョン・ファッ・ツィー!と決めていた時期もあったんですが、あそこ建物はいいんだけどソフト面がね…というわけで、ここ2,3年は泊まっていません。でも最近あそこも名前が変わった=経営が変わった?ようなので、また泊まってもいいかなあ、とは思っています。
今回泊まったのはCampbell House。カスタマーレビューでも軒並み高評価を獲得している、ジョージタウンど真ん中にあるホテルです。
うっかり外観を撮り忘れました。こちらは2階にあるライブラリー。
私が宿泊したのは、3階の「Opium room」です。そう、このベッドに寝たかったからここにしたの!細かい螺鈿細工が施されたウッドベッドです。天井部分の細工もなかなか凝ってまして(見えるかな?)、やはり螺鈿細工が施された、カーブを描いた細い木材を組み合わせて模様が作られています。これが洗濯物干すときに重宝しました(えっ)。
この部屋の特徴はなんといってもバスタブがあること。このホテルでバスタブがあるのは、唯一このOpium roomだけだそうです。1日目の夜にお風呂を使った際はぬるいお湯しか出ず、東南アジアだしこんなもんかーと思っていたのですが、2日目は十分に熱いお湯が出ました。
最近は予算の都合さえつくなら必ずバスタブ付きを選ぶようにしています。お風呂浸かりたい。
部屋に置かれているドリンク類は全て無料です。ネスプレッソ、インスタントコーヒー、紅茶など。砂糖なども完備。
冷蔵庫には濾過水、レモンティー、ミルクが置かれています。
Do not disturbの札が可愛い。
Campbell Houseはオーナーが西洋人ということもあってか、イタリアンレストランも併設されており、これもなかなか評判がいいです。高いけどね。
朝食はそのレストランで。フルーツ盛り合わせ。
パンもいろんな種類のものを少しずついただけるのが嬉しい。 デニッシュ美味しかったです。
バター、数種類のジャムが付いてきます。カヤジャム(ココナッツジャム)もあり。うーん、マレーシア。
こちらビュッフェではなく、オーダー式。この規模のホテルはたいていオーダー式ですね。メニューの種類が割合豊富でした。エッグベネディクトも2,3種類あったはず。こちらはサーモンのエッグベネディクト。もう何も言うまいよ、美味しかった!
宿泊2日目はバレンタインデーでした。バラとチョコレートいただきました。チョコ、マレーシアのだしあまり期待してなかったんだけど、美味しかったな…どこのだったんだろう。( ゚Д゚)ハッ 手作り?!
ここのホテルね、あと何が嬉しいってココナッツ・タルトの名店「梁池記老餅家」がすぐ近くにあることですよ!もう大好きー。私の2日目のお昼ご飯と夜ご飯、これでした。写真のお皿はホテルのもの。これ欲しかったなあ…手に入れたところで我が家には似合わないけど。
評判通り、非常に居心地のいいホテルでした。
ただね、ジョージタウンの中心にあるホテルって基本うるさいんですよね。通りの喧騒が丸聞こえ!私、今まで泊まったホテル全部ジョージタウンの外れにあるホテルだったので知らなかった…こんなにうるさいんだ、とびっくりしてしまいました。しかも世界遺産とはいえ、普通に人が生活しているわけなので、一歩外に出ると臭いとかゴミも結構気になります。雑誌の中のペナンは現実以上に美しく、よって現実を伝えられていないのです(ペナンに限らず、ですが)。
特にこういう古い建物を使ったホテルとか、ジョージタウンに泊まるという行為にこだわりを覚えないのであれば、あえてバトゥー・フェリンギあたりのリゾートホテルに泊まって、バスなど使って観光して、あとはのんびり…というプランの方がいいのではないかと思います。バトゥー・フェリンギ、遠いですけどね。