2015年6月のウィーン: 美術史博物館
2015年のブログが2015年の内に終わりませんでした。hachiheoです。うちのwifiが相変わらず変なページにリダイレクトしてくれるので、PCを避けてiPhoneアプリから3G回線使って更新です。ぽちぽち。
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年もスローペースながら更新はしていきます。誰かのお役に立てますように。
ウィーンの話がまだ続きますよ!
ウィーン2日目。ここにもレズビアン信号が。前記事は青信号でしたが、こちらは赤信号。手をつないで信号が変わるのを待ってるところです。
今回の旅のメインは美術鑑賞なのです。てなわけで、美術史博物館へGO!
マリア・テレジア像を挟んで、美術史博物館と自然史博物館が向かい合っています。建物の造りはほぼ同じだけど、外壁の色が違う。クリーム色の方(マリア・テレジアの左手)が自然史博物館で、白い方がが美術史博物館。1891年に開館。
建物はネオ・ルネッサンス様式。豪華な造りだけど色合いが落ち着いてていいわあ。ここの吹き抜け部分が大好きです。本当に美しい。
この絵が好きです。左の娼婦の婀娜っぽい目線と、軽蔑を含んだ楽団の女の目線。実に人間臭くていいなあ。
ラファエロの『草原の聖母』。美術の教科書に載ってたなあ…。上の絵との差がすごいわ。
これは確かキャビネットだったと思います。ラピスラズリなのかな、青がものすごくきれい。
とにかく建物が非常に美しいですね。どこを見ても飽きない。絵を見るより建物の中を眺めている時間の方が長かったな。
美術史博物館は基本的に写真撮影可です(フラッシュ撮影は禁止)。ただそれは常設展のみで、特別展は撮影禁止。私たちが行った時の特別展はそりゃもう緻密な彫刻が展示されてまして、見応えがありました。勉強不足で詳細が一切不明なのが残念です…。
今回は、前回入れなかったカフェにも行けましたー。2年前に行った時は木曜だったか金曜だったかで、ビュッフェをやってて、 予約なしでは入れなかったんですよね。こちらのカフェ、1847年創業の、ハプスブルク家御用達菓子店・『ゲルストナー』の経営です。エリザベートが愛した、スミレの花の砂糖漬けが有名なあのお店ですね。ケーキものっすごい甘かったー。
館内では、途中母とはぐれてヒヤヒヤしました。絵画ギャラリー部分だけでものすごい広さなもので。ターコイズのカバを見て欲しかったけど、エジプト系の展示は特に興味なし、ということだったので、外へ出ました。
ウィーンすっごいいい天気。雨がちで、気温が20度に達しなかったアムステルダムに対し、こちらは連日好天な上、30度を超える日もあり、多分今まで訪れた3回のうち、今回が一番観光しやすかったと思います。トラムと、歩行者&チャリダー信号で、本日の記事の締めといたします。