ハノイのはちへお。

from Hanoi, Vietnam

マレーシア2013 1日目・高いところに登りたい。

さて、マレーシア16日間の旅はクアラルンプールで幕開けです。今回利用したのは、もちろんエアアジア。
エアアジアだと、お昼過ぎにKL到着なのです。ハノイから行くにはマレーシア航空かベトナム航空という選択肢もありますが、どちらも夕方以降到着の便しかなく、それはちょっともったいない。

そして空港から市内へ、今回はタクシーで。バスとか電車の乗り換えがどうしても面倒だった…


実は今回、KL到着後数日は友人のお宅にお邪魔することになっていました。彼女は大学時代の友人で、当時一人暮らしをしていたころのお隣さん。まさかのマレーシアでの再会です。

そして、彼女に事前にお願いしていたことがふたつ。
ひとつは、BOHティーのDiamond Jubilee Blendの購入。そしてもうひとつが、ペトロナス・ツインタワーの展望台チケットの予約購入でした。

クアラルンプール、ひいては現代マレーシアを象徴する高層ビル、ツインタワー。
このツインタワーの41階にある、タワー1とタワー2を結ぶ連絡橋と、86階の展望フロアに登るチケットはとにかく大人気。朝から並ばないと買えないのです。



…が!!



実はこの展望フロア入場チケットは、先月からオンライン予約が可能になっています(大人1人RM80=約2400円)。
予約はこちらから。メンバー登録が必要です。
で、私も自分で予約するつもりがどういうわけかオンライン決済できず(あとで登録者名とカード所持者の姓が違ったのが原因と判明。旧姓で登録してた)、結局友人にお願いしたのでした。


友人と合流してお宅にお邪魔し、荷物を置かせてもらった後、スリアKLCCへ。まだ展望台入場まで時間があったので、買い物とかお茶とか。紀伊国屋があるとかうらやましすぎ。
折しもクアラルンプールはメガセールが始まったばかり(この日は6月28日)。ラッキー!

ここのアイスはメニューの写真詐欺がなかなかすごかった(笑)おいしかったけどねー。


そして時間が来たので、ペトロナス・ツインタワーへ。今回は19:15の入場。このチケットは86階で使うので、捨てたりしてはいけません。

入場時に首から下げるタイプのビジター・パスが配られます。このビジターパス、紐の色が入場時間によって異なり、館内移動の際も「みどりの皆様―」「青の皆様―」ってな感じで呼ばれます。


最初にちょっと説明とか聞きます。


そしてエレベーターで一気に41階へ!連絡橋からの眺めを楽しみます。


この時間帯は夕焼けが楽しめます。マレーシアは経済活動の関係上、中国に時計を合わせているため、ベトナムやタイよりも日の入りの時刻が遅くなっています。

ふはははは、街がおもちゃのようだ!!


実は私がKL入りする数日前まで、マレーシアもシンガポールも、ヘイズ(インドネシアの焼き畑農業や山火事が原因で起こる煙害のこと)が深刻化しており、特にシンガポール及びマレー半島南部ではその汚染レベルが最高レベルの『危険』にまで達したほど。
クアラルンプールも霞がかかったような天気が続いており、しばらく雨も降らなかったこともあって、「果たしてツインタワーに登っても景色は見えるのかどうか…」と友人はかなり心配していたようです。
幸い私が行った頃にはだいぶ状況が改善されており、景色を堪能することができました。


そして86階へ!

どーん!!眼前に迫るタワーの天辺!


19:00および19:15の回は、夕景も夜景も楽しめてお得。


この86階はペトロナスツインタワーに関する展示室にもなっていて、ここに3台か4台あるモニターに、入場チケットのQRコードを向けると…

こんな風に画面にツインタワーの情報が出てきます。ちょっとハマる。


最後に、世界の高層タワーの高さを比較して終わり。



見学を終えたら、スリアKLCCで腹ごしらえ。

ここで、KLCC地区で英語を勉強する私の友人が語ったエピソードをひとつ。彼女たちはスリアKLCCで食事することが多いらしいんですが。

*・ω・)「今日ご飯どうしようかー?何食べるー?」
( ゚Д゚)ノ「今日はムスリムの〇〇ちゃんがいないから、豚肉行っちゃう?行っちゃう??」
(´∀`)「いいねーいいねー、行っちゃおう!!!」


…10分後


ヽ(`Д´)ノウワァァァン「忘れてたー!!!!スリア豚肉ないやんけーーーーー!!!!!」


そう、スリアKLCCに入っているのは全てハラル・レストラン!

ハラル(ハラール)とは、イスラム法上で食べることが許されているもののこと。
イスラム法で豚肉を食べることが禁じられているのは有名な話。しかし、豚肉以外の肉でも、ルールに則った加工・処理が施されたものでなければ食べることができません。イスラム教を国法としたり、ムスリムの多い国や地域では、食品や飲食店に「ハラルマーク」がついています(あるいはそもそもハラルでない食品の販売・流通が禁じられている国もある)。ポッキーにもついてるのを見たことがある。ベトナムにもいくつかハラル商品が流通してます。

ムスリムであるマレー人以外にも、華人やインド人、そしてさまざまな国からやってきた外国人が居住するマレーシアにおいて、この「ハラル」かそうでないかはとても重要な問題。その点、スリアKLCCでは全てのレストランで安心して食事ができるのです。


…で、今回選んだのはこちらのお店。


ここ、メニューの日本語がとても素敵(笑)

台湾風チキンカツ。お味はまあまあ。セットでついてきたスープが美味しかったです。


帰りはパン屋によって…って、あれ?


さあ旅の始まりだす( ゚Д゚)ノ