ハノイのはちへお。

from Hanoi, Vietnam

Latvija_Rīga

リーガのお店・まとめ

リーガの「3兄弟」。異なる時代に立てられた庶民の家が3軒並んでいます。右端がリーガ最古の石造りの家で、15世紀に建てられたドイツ・ルネッサンス様式の家。中央が1646年の建築(玄関のみ18世紀に改造されている)でオランダのマニエリスム様式*1、左端が1…

クッキーが教えてくれた、1ラッツ硬貨の魅力

ラトビア土産の定番といえば、ニット製品、琥珀、そしてLaimaのチョコレート。 ライマは1870年に、ドイツ人実業家・Theodor Riegertによってリガに設立された、チョコレート工場からスタート。創業後瞬く間に業績を上げ、一時はバルト地域最大の工場に成長。…

Riga × Cat

リーガには屋根の上に彫刻がある家がいくつかあって、それらはすべて裕福な商人の邸宅だったものなのですが、中でも際立って有名なのがこの「猫の家」。 大ギルド(職人組合)会館の向かいに住んでいたラトヴィア人商人が、ギルドへの入会を希望したところ…

もうひとつの建築の宝庫、パールダウガヴァ(Pārdaugava)

リーガを観光で訪れた際、主に周るのはダウガヴァ河の東側なのですが、実は河を渡った向こう岸にも古い建物が残っているとのことで、見に行ってきました。そういった建物は殆ど個人住宅なので(ユーゲントシュティール建築だってそうだけど)、ちょっと写真…

リーガの中央市場。

1930年ごろに完成したリーガ中央市場。第一次世界大戦時にはドイツ軍の飛行船格納庫だった建物を使用しているこちらの市場、面積は2万8千平方メートルあり、完成当時はヨーロッパ最大の屋根付き市場でした。建物は全部で5棟あり、それぞれ肉・乳製品・魚介類…

リーガの建築・3 ~ユーゲントシュティール建築群

リーガの街でも最も特徴的なのが、ユーゲントシュティール建築の多さです。ユーゲントシュティール、というと耳慣れないですが、「アールヌーヴォー様式」のことです。 アール・ヌーヴォー(フランス語: Art Nouveau)は、19世紀末から20世紀初頭にかけてヨ…

リーガの建築・2

バルト地域のキリスト教化のため1200年にドイツから派遣されたアルベルト司教が、1211年まで住んでいたのがこちらの聖ヤーニャ教会(写真右)。こちらは1484年に一度破壊され、1500年ごろに再建。1677年に一度火災に会っているものの、3年後に再建されました…

リーガの建築・1

快晴のハノイから、相変わらずハノイとまったく関係のない記事を お送りしますhachiheoです。ほんとに今日の空はきれいでびっくり。雲の流れさえ美しかった。 さてリガ、ラトビア語読みでは正確には「リーガ」の空も、美しかったです。北は雲が近い、気がす…

ラトビア野外民俗博物館で、バザーを楽しんできた。

リガ行きが決まってからいろいろ調べて、「ここだけは行っておかねば!」 と早々に決めたのが、『ラトビア野外民俗博物館』。 この博物館はヨーロッパの中でも最古で最大の野外博物館のひとつです。クルゼメ、ヴィゼメ、ゼムガレとラトガレのラトビア全地区…

旅の始まり。

ハノイから飛行機で十数時間。 モスクワを経由して、訪れた先はラトビアの首都・リガ。