ラトビア野外民俗博物館で、バザーを楽しんできた。
リガ行きが決まってからいろいろ調べて、「ここだけは行っておかねば!」 と早々に決めたのが、『ラトビア野外民俗博物館』。
この博物館はヨーロッパの中でも最古で最大の野外博物館のひとつです。クルゼメ、ヴィゼメ、ゼムガレとラトガレのラトビア全地区から、118の古い建築物 が集められました。それらは17世紀末から1930年代後半に建てられたもので、この場所に移築されて改築されました。
この博物館は1924年に設立され、リガの松林の87.66ヘクタールの面積を有し、ユグラ湖のほとりにあります。
我々夫婦は毎年6月に遠方へ旅行するのが習慣になっているのですが、この野外民俗博物館、6月最初の土日(今年は6月7日・8日)にグランドフェアと呼ばれる、大民芸品市が開催されるということで、「こりゃいいや」とスケジュールに組み込んだのでした。
松林の中に造られた博物館、広さは約88ヘクタール。そんな広い敷地に、敷き詰められるように並んだお店たち。と、松ぼっくり。
ベルトだったり、編みかごだったりを、実際に作っているところも見ることができます。
移築された建物の中のひとつを見学。本当はもっと見たかったけど、人は多いし、お店も多いし、道がわからなくなるし、で、じっくり見たのはほんの2、3軒だけ。もったいなかったなー。
晴天のもとでランチ。テーブルだけでなく、その辺の芝生に座って食べてる人も多くて、まさにピクニック気分。ビールやワインを片手にご機嫌な人も多かった。
ものすごく美味しかったシャシリク(マリネした肉の串焼き)。青空の下で食べる食事は格別!…というのを差し引いても、ここで食べたシャシリクが、旅の中で食べたものの中で一番美味しかったな。ほのかな酸味が口の動きを止めさせない。またお肉の柔らかいこと!写真にないけど、ウインナーもまた美味。一緒に頼んだラトビアのビール・「Bauskas Alus」のダークも飲みやすかった。
◆ラトビア野外民族学博物館◆
Add: Brīvības gatve 440, Rīga
Tel: +371-6799-4106
Web: Latvijas Etnogrāfiskais brīvdabas muzejs(ラトビア語)
※リガ駅の近く、Merkela通り(Merķeļa iela)から出ている1番バスで、約30分。Brivdabas Muzejsで下車(バス車内の掲示板で次の停留所が表示されるので注意してみておく)。イベント時はかなり混むので、覚悟が必要。
戦利品。
アップルワイン。デザートワインだな、甘いし。
木のお玉
民族衣装の一部、ニットのベルト
伝統モチーフのピアス
バルト海の名産品のひとつ・琥珀(シー・アンバー)
地味に高かった、国旗ピン