ぽたん
ツナ(猫)の右前脚に、私の左手を置いたら、しばらくその手を凝視した後、スッと脚を引き抜いたので、ああこれは来るな、と私も手を引いたら、目標を失った彼の右前脚は、タイルの床に叩き付けられて、ぽたん、という音を立てた。
ぽたん!
肉球は柔らかいだけでなく、とはいえその柔らかさゆえに、思いもよらないものを見せてくるのだと思うと同時に、さてそんな音を立てるためにはどれほどの力がいるのかと思ったら、彼の怒りが察せられて、いや申し訳ない。でもかわいいものに手を出さずにはいられない。
まあ、そういうことは割とどうでもよくて、基本的に「引きこもり」なうえ、一人で外食のできない性質なので、夫が朝からいない日曜は、いなくて当たり前の平日以上に何をしたらいいかわからない。ツナは滅多に私の相手をしてくれない。あいつは寝てるだけだ。ツナめ。
要は暇なのです。そして最近古い記事からずーっと読んでるあるブログに引っ張られて、今日の私の文章はいつもと違ってて、それが実は非常にむず痒い。ぬあああああ誰か、私にムヒを!
以前、夫の会社まで出向いて、数人でお昼ご飯を食べた後、二人でチェーを食べた。
うまかったか?と聞いてきたので、おいしかった、と答えたら、「これを食べさせたかったんだ」と言う。
同じセリフを、来週聞かせてやんよ、マラッカで!