2013年第1弾。
来年、というかもう来月、いや何ならもうあと2週間ちょいですが!!
Tuan Ngoc、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
もちろん、色つきのシートの中に、私の席があるのですよ!!何色とは言いませんが!!
やっぱり安い席(一番下の、黄色いシートが一番安価)から埋まっていく、のは当たり前で…
実はここ2,3年で、こういったコンサートのチケット代金は急激に高騰しているのです。
例えば、この『Goi Ten Bon Mua』、一番安い黄色シートで何と50万ドン。会場の越ソ文化宮殿に行ったことのある方は分かるかと思いますが、このシート、ステージからむちゃくちゃ遠いの!間違いなく、歌手の顔なんて見えない。
そして、ステージにいちばん近い赤シートは何と何と300万ドン!ベトナムでまさかの1万円越えですよ奥様!!
VNSO(ベトナム国立交響楽団)は一番高いチケットでも50万ドンだというのに…。
私がこういう、ベトナム人歌手のコンサートに行き始めたころ、それこそ3年ほど前からですが、当時はいわゆるVIPシートでも150万〜200万ドンだったはず。まあ当時から高い娯楽ではあったけれど、それにしたってこの値段の上がりよう。うわあ…。
チケット代と言えば、先日、政治批判を行ったことで2004年に国外追放となった歌手、バン・キェウがハノイで公演を行ったんですが、なんとまーVIPシート、500万ドン。
500万ドン!!!しかも会場、My Dinhの国際会議場!!!ステージ遠くない?
で、そんな500万ドンのチケット誰が買うねん、と思ったら、贈答用に買う人が結構いたそうな。
出たよ賄賂社会…。「バン・キェウが歌う」ことよりも、「チケットが高い」ことが重要で、「こんな高いもの差し上げる私をどうぞよろしく」と、上司や教師に贈るわけです。
そもそもバン・キェウ自体、500万ドンの価値があるかって言うと…って感じだし、ってここまで書いて思ったのだけど、もしかして、チケット価格を押し上げてるのって、この賄賂社会じゃない?
高いものが必ずしもいい、とは限らない。でも、物の価値を最も分かりやすく表すのは数字なわけで…
まあ数字が大きければ大きいほど、良くは感じるわけで…。
でも、あんまり高いもの貰うと、逆に困らない?なんて思うのは、庶民の発想なのでしょうか。
…とにかく、2013年の幕開けも、Tuan Ngocに決まったわけです。わーい。