モロッコの旅 4日目・港とカモメとパスタとレゲエ。
エッサウィラで泊まったリヤドの、穏やかな笑顔の「モロッコおかん」が作ってくれた朝食。
他と違うのは、1品卵が付いたこと。この前日はゆで卵でした。このスクランブルエッグ、コリアンダーがきつすぎて、私は食べられなかったけど、夫はキラキラした笑顔で食べていました。おいしかったのよ。
このポットつかみが可愛くて、「今日はこれを探そう!」ということに。
さっそく外出です。
この青い扉に向かって左手にあるのが、Riad Malaika。
この日はエッサウィラを出るのですが、バスは夕方5時発だったので、まだまだ時間はたっぷり。
エッサウイラのメディナ自体が小さく、また道も複雑ではないため、ただ歩き回るだけなら数時間あれは十分なのです。まして、すでに2日間歩き回った私たち。もうそこまで時間は必要ない。
かつて要塞として使われていた、港のスカラへ。入場料10DH。
この穴は元々見張り用だったもので、今は人気の撮影スポットになっています。
スカラを一通り見た後、夫が「この穴の中にカモメが入るような写真が撮りたいんだ」といってしばらくここから動かず、なるほど面白そうだと私も撮ってみたのですが、カモメ待ちをしていると、この穴の上から下を、「もつれ合いながら争う2羽のカモメ」が落ちてきてですね、私呆然としてしまいました。何かよく喧嘩を目撃する旅だな…。夫曰く、「モデルを争った2羽の末路」。
スカラをカモメだらけにした犯人(!)はこちら。魚のワタをあげてました。
…が、探せども探せども。
結局どれだけ歩いても見つからず、最終的にリヤドのスタッフに尋ねたら、「ああ!これ、エッサウィラでは手に入らないんだよ…」という。
あーどっか郊外の方の民芸品なのかな?残念だな…なんて思ってたら、
「これ、マラケシュのメディナで売ってるやつなんだ」
( ゚Д゚)
い、いやそれならいいだんけどね…うちらマラケシュに戻るし。いいんだけどね、何か、なんかね…
そんなわけで、あとはひたすらのんびりすることに。
とあるカフェの飼い犬。全身ドレッドヘアーだったので、「レゲエ」と命名。ご主人がコインを投げると探しに行くのですが、そのコインが石畳に当たってあらぬ方向へカーブしてしまい、すでにまっすぐに突っ走って行ったレゲエはコインを見つけられず、しばらく戻ってこなかった…。夫がそんなレゲエにアテレコしてて、面白かったです。
そんなエッサウィラ最終日。何となく決めたエッサウィラ行きだったけど、来てみれば夫婦ともにとても気に入ったエッサウィラの街。特に何があるってわけでもないけど、のんびりしたい人にはおすすめ。…物価高いけどね!