ハノイのはちへお。

from Hanoi, Vietnam

マレーシア2013 ペナンのワイヤーアートを制覇せよ!その1

マレー半島北西部、マラッカ海峡の入り口に位置するペナン州。そしてこのペナン州にあるペナン島は、かつて「東洋の真珠」や「インド洋のエメラルド」とも呼ばれた場所。

ペナン島は、かつてマラッカなどで行われていた東西貿易の一時避難所として港が使用されていました。18世紀後半からイギリス東インド会社に割譲されたペナン島には、まずコーンウォリス要塞が築かれ、さらにジャングルを開拓してピーチ・ストリート、ライト・ストリート、ピット・ストリート、そしてチュリア・ストリートの4つの通りが作られました。
イギリスによって自由貿易港に定められたペナン島には多くの移民が集まり、人口も激増。ちなみに、このペナン島に最初に移住してきたのは、元々ペナンを治めていたクダ州(ケダ州)からやってきた華人グループ(現地人との混血のババ・ニョニャ)の人々でした。

19世紀初頭にはアヘン貿易の中継地として栄え、さらにイギリスの直轄地となってからは錫やゴムの貿易拠点として、そして欧米人に人気の海外旅行先として繁栄したペナン。1948年のマラヤ連邦への移行、1957年のマレーシア完全独立、を経て、1963年のマレーシア連邦発足により、ペナン州として成立します。


そんなペナンの人口構成は、実に60%が華人系。次にマレー系、インド系と続きます。ペナン島に居住する人口の半数近くが島の中心・ジョージタウンに集まっており、中国・マレー・インドの文化が混ざり合った面白い空間を生み出しています。

元よりリゾート地としてその名が知られていたペナンですが(でもリゾートだと思って行くとがっかりする)、2008年にジョージタウンが世界遺産に登録されたこともあって、実に多くの観光客が訪れております、ってここまでが前振り。長い長いよ。


このジョージタウン、実はアートタウンとしても人気を集めており、街を歩けば様々なウォールアートに出会います。特に数が多いのがワイヤーアート!上の写真の壁にも、屋台のおじさんがワイヤーで描かれています。

横から見ると、こんな感じ。


今回私、歩きに歩いて、2013年7月時点で約50あるこのワイヤーアートのうち、46個を見つけて参りました。せっかくなので、3、4回に分けて全部載せていきたいと!思います!

さて、実際ワイヤアートを探し、写真に収めた私なりに思った、ワイヤーアートを探すときの注意点を先にいくつか。
・ワイヤーアートがあっても関係なく、車が停めてあることが多い。ワイヤーアートの中には、駐車スペースに作られたものも多く、見つけにくかったり、見つけられても写真が撮りにくかったりします。
・車に注意!ジョージタウンの街にある通りは、歩行者天国ではありません!狭い道に車やバイクが突っ込んでくることが多いので、必ず前後左右を確認しましょう。引ったくり対策も怠らずに。
・日光が射す方向によってはいったいなにが描かれているのかさっぱり分からないものもあります。今回乗せる写真の中にも、いくつか「何これ」なものが。
・思いもよらない場所にあったりします。それこそ今立っている場所の、頭上とか。街のはずれに近い場所とか。そのため、全部探すとなるとジョージタウンを隈なく歩くこととなり、体力がいります。水分補給は忘れずに。

それではいきましょう!タイトルと写真だけ載せていきます!

◆One leg kick◆




◆Narrowest five foot way◆




◆Mahjong◆




◆Temple Day◆




◆Tok Tok Mee◆




◆Gedung Rumput◆




◆Main Street◆




◆Procession◆




◆Then & Now◆




◆Born Novelist◆




◆Cow & Fish◆




◆Shorn Hair◆




◆Three Generations◆




◆Same Taste Same Look◆




◆Spy◆


とりあえずここまで。


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