マレーシア行って帰ってきた。お土産編
母とマレーシアに行って、帰ってまいりました。
旅行期間は9日間、行き先はクアラルンプール、ジョホール・バル、ペナン。やはりマレーシアは私をわくわくさせる!KLIA2に降り立ったその瞬間から、気分がものすごく良かった。マレーシアの何がそんなにいいのか、と問われれば、それなりに理由も述べては来ましたが、とどのつまり、相性がいいんだと思います。旅行で繰り返し訪れているうちは、それほど嫌な思いもしないし…。住むことによって見える現実は、時に辛い思いをさせてくれるからねえ。
ともあれ、まずは買ったもの晒し隊!です。今回はひとつひとつの単価が高かった…。
◆食品◆
まずは、インスタントヌードルをこよなく愛するアメリカ人・Hans Lienesch氏によって運営されているサイト「The Ramen Rater」で、今年堂々の1位を獲得した、My Kualiの「Penang White Curry Noodle」と、同社の「Hokkien Mee」。カレーヌードルはペナンはジョージタウンの、キャンベルストリートにあった漢方を扱う商店で購入。ホッケンミーはKLのパビリオン内のスーパーで。旅行2日目に私がパビリオンに行った際、スーパーにはホッケンミーしかなく、ホワイトカレーヌードルは見当たらなかったのですが(だからペナンで買った)、8日目に再訪したところ、ホワイトカレーヌードルが山積みになっていました。やはり話題のインスタント麺ということで、サバ州の方でも販売されるようになったらしいので、多分マレーシア国内の大きい街ならどこでも手に入るようになっているんじゃないかと思います。ホッケンミーは好きだけど、ホワイトカレーヌードルはまだ一度も食べたことないので、食べるのが楽しみ。昨日帰ってきたばかりで、まだ食べてないの。
値段は店舗や売られている地域によって異なりますが、KLでは1袋4食入りでRM6強といったところ。210円ぐらいです。
【参考】The Ramen Rater - Reviewing instant noodles from across the globe since 2002
続いて、TWGのお茶。玄米茶とフレンチアールグレイを茶葉+別売りの茶缶で、ウバハイランドBOPをティーバッグで、HAPPY BIRTHDAY TEAを丸缶で購入。HBティーは缶のイラストに惚れて買いました。当たればいいけどハズレも大きいTWG、ちょっと戦々恐々としております。TWG、茶筒で買うと筒の周りにイラストの描かれた紙が巻かれてあるだけだけど、丸缶はイラストが缶に直接プリントしてあって可愛い。もっと種類が増えればいいのにー。
しかし何ゆえ玄米茶。玄米茶、高かったんですよねえ、たしか100gでRM70ぐらいしたような。玄米茶が2000円超え。わざわざTWGで買わんでも、日本ででも伊勢丹ででも、多分パビリオンのスーパーでも買えたはずのものを…とも思ったけれども、そこをあえてTWGで買う自分、というものに酔ってたんだと思います、アホだから。TWGであっても玄米茶はやっぱり、玄米茶。美味しいですよー…。
本当は茶缶の一番大きいサイズ(容量300gぐらいかな)も欲しかったけど、結構なお値段だったのでやめました。
◆食器類◆
スタバのレリーフマグ、マレーシアver.です。KL、ペナン、マラッカ、サラワク、サバの5種類。個人的にサラワク、サバがものすごく可愛いと思っています。ペナンが意外に地味。
ハノイにスタバオープン、という記事をアップしてからこっち、「スタバ ハノイ」で検索してこのブログに来る人が結構いるんですが、スタバファンってやっぱり多いんですねえ。私は開店当日に並んでおきながらあれですが、ほんとにスタバには興味ないんですよ。でもこのレリーフマグにはハートを射抜かれてしまいました。本当はペナンマグとマラッカマグは現地で購入して、サバとサラワクはいつか別の機会に、と思っていたのですが、マラッカに行くのが若干面倒だったのと、先に書いたとおりサバとサラワクが可愛かったので、思い切ってセット買いしました。お、重かった…。かさばるし…。スタバファンってすごいね、あんな重くてかさばるもの、各地で買っては持って帰ってるんだね…。
とはいえ私はすでに持っているKLマグを父へのお土産として母に託したため、実際持って帰ったのは4つだけ。私と同じくセット買いしたうえに、KLがひとつ増えて計6つをもって帰った母はもっと大変だったと思います。ペナンでチョコレートも大量に買ってたし。
ペナンでの宿泊先はEastern & Oriental Hotel Annexだったのですが、朝食のときに一目ぼれしたのがこれ。シュガーポットかと思いきや、ソルト&ペッパーでした。上下それぞれが容器になってるんです。きゃーおしゃれー。
こちらは1960年代に実際にE & Oで使用されていたカップ。赤と黒のラインが素敵。60年代のロゴデザインは2種類。こちらのアルファベットのみのものと、帆船がデザインされたものとがありまして、帆船デザインの方を買おうと思ったら、…ソーサーだけで1万円超え…!!だったので、12月のペナン行き(そう、また行くのだ)まで購入を先送りすることにしました(買うんだ…)。ちなみに60年代の食器は英国製ですが、70年代のものは日本のノリタケ製でした。70年代はロゴのカラーが青で、あまり好みではなかった。
これらはE & O旧館のギフトショップで購入可能。
こちらのホーローお盆は、ペナンのSeven Terraces Hotel内のアンティークショップで。こちらのお店は本気のアンティークショップで(レプリカとかないってことね)、もちろん結構なお値段するものもありますが、それでもかなり良心的なお値段になってるんじゃないかと思います。状態もいいし。本当はホーローの、4、5段あるお弁当箱・ティフィンが欲しかったのだけど、「これだ!」と思えるものがなかったので、こちらも12月まで購入を先送り。
ところで今回分かったのだけど、私はニョニャウエアには、やっぱり興味がない!パステルカラーが性に合わないんだな、きっと。
◆衣料品◆
バティック2枚は、ペナン・ガーニープラザ内の「Kim Fashion」で。「Kim Fashion」は刺繍入りの前開きブラウス・クバヤの名店で、人間国宝級の名クバヤ職人であるリム・スイーキムさんのお店。私たちが来店したときはキムさんの姪御さんがいらっしゃったのだけど、バティックをえらいディスカウントしてくれましてですね、下のブルーのバティックはRM220をRM200に、そして上のディープレッドのバティックは、なんとRM202をRM90にまで下げてくださったのですよ!いいの?!本当にいいの?!最初値段を言われたとき、てっきりRM190にディスカウントだと思って、RM400払おうとしたら、「違う」と言われて混乱しましたよ私は。そうよね…「ナインティー」って90よね…。190だったら「ワンナインティー」って言うものね…まさかそこまで下げてもらえるなんて思ってなかったというか、そもそもディスカウントしてもらう気なんてなかったからびっくりだったわ…。RM90もまあ、安くはないんだけども、私がいつもその辺で買ってるのに比べたら。ちなみにインドネシア製でした。以前マラッカで買ってものすごく気に入ってるバティックもインドネシア製だったわ。
母はこちらでクバヤを買ってました。クバヤ、私も欲しいと思いつつ、今までこれといって気に入ったものがなかったんですが、こちらのお店で「これだ!」と思うものを発見。様々な熱帯のフルーツが刺繍されたワインレッドのクバヤで、レース刺繍がものすごく綿密で美しく、所々に施された丸っこいフルーツの刺繍がとても可愛らしい一品。欲しかったー、お値段が15万円もしなければなー。写真を撮らせて頂いたので、いつかお金ができたらオーダーしようと思います。あ、クバヤの写真はインターネットにアップしないという条件で撮らせて頂いたものなので、ブログにはアップできません。ぜひペナンで実物をご覧ください!本当に美しいクバヤです。
最後に、こちらはマレーシアの民族衣装であるバジュ・クルン。写真はブラウスのみですが、スカートもあります。
こちら、母がスーツのオーダーメイドをしたい、ということで訪れたお店で一目ぼれした布です。最初はバティック生地でチャイナカラーのワンピースを…と思ったけど、この布で作るならバジュ・クルン!とのことでしたので、思い切ってオーダーしました。私マレーシア好きだし、そうだね持っていてもいいよね!とにかくこの布を自分の手元に置きたい、だから作ってください!ということで。
着用画像です。デブが自撮りとかしてすんません。ジャガード織の部分を使った襞が素敵ー!この襞の部分でかなりの幅の布を使うらしく、バジュクルン1着に4mぐらい布が必要なんだそうです。ちなみにこの布、残りがぎりぎり4mでした。運が良かった。布がいいのでお値段も良かったですが、こちらは秘す。
母のスーツもシルエットがとてもきれいでした。時間がない中、超特急で作ってくださったのはペナンのROSE'S Tailor & Boutiqueの皆様。オーナーの奥様が日本人で、こちらの希望もきちんと伝えることができました。ご夫婦ともにとてもいい方たちでした。当初、「何でわざわざペナンまで来てオーダーメイド…(ほら私ハノイ在住だしー)。まあ母は日本にいるんだから、こういうときに行かないとだめだしな」と半ば仕方なしに行ったようなものだったのですが、結果的に行ってよかったです。
【参考】ROSE'S Tailor & Boutique [ マレーシア、ペナン島のオーダーメイド専門店 ]
とまあこんな感じ。ペナンでかなり散財しましたね…母の「ペナンではとにかく買い物!」というリクエストに十分答えることができて、ついでに自分も満足行く買い物ができて、娘は幸せでございました。買い物以外の旅の模様は、また追々書いていくつもりです。