The 3rd day of trip: 甘い甘いウィーン編
さて腹ごしらえも済みましたし、小銭もゲットしたんで、まずは地下鉄でホステルへ。
こぎれいで、スタッフの対応も親切でした。
Herrengasse駅で降りて、地上へ。
しばらく歩くと見えてきたのが、新王宮。
ザッハートルテ抗争の片割れですね。
ウィーンを周れるのは半日のみ、というわけでここではショップでお土産を買っただけ。
きらびやかな店内ですじゃー。
ザッハートルテ、デメルズトルテ、チョコレート、スミレの砂糖漬けを購入。
その後、アイスをテイクアウトして、ミヒャエル宮を眺めつついただきました。ヨーグルト味美味ですた。
さて、次の目的地へ。
元々今回の旅行には、相方の組み立てたいくつかのプランがあって、そこから私が選んだのがプラハ→ウィーン→プラハ。
なぜハンガリーでもなくスロヴァキアでもなくウィーンかというと(プラハで3泊という発想はなかったのか)、ここで本場の!オリジナルの!ザッハートルテを食べたかったのですよ!
神戸にある洋菓子店フーケのザッハトルテが昔からすきでねー…
ネットで、ホテルザッハーのザッハートルテは中々評判がよろしくなかったですが、いいの、ザッハーで食べたっていう事実が大事なのよ、と主張し、ウィーンに来たですよ、そして今!
わたしはカフェザッハーの行列に並んでる…!(回転早かった)
幸い、屋内のテーブルに通されました(テラス席は行列から丸見えな上、改装現場を隠す看板も相まって、あんまりよろしく思わなかった)。
さて、とうとうその時がやってきた…
これが、これがオリジナルザッハトルテか…!!
一口食べた感想。
「あれ、美味しいんだけど」
日本人、舌の偏差値高すぎなんじゃないっすか?
私の偏差値が下がっただけっすか?
いや、何かフツーに美味しくいただいたよ…レシピ変えたってわけでもないよなぁ…
相方に好評だった(私にはプラムが酸っぱ過ぎると不評だった)ボヘミアンパンケーキ。
パンケーキは超!美味でした、重すぎず、かといって軽くなく。もっちりした感じで、むしろこれにチョコレートかけたのを5枚ほどくれよ、と言いたかった(言えないんだが)。
私は酸っぱいのがダメなんで苦手判定出したけど、でもたぶん次行ったらまたこれ頼むよ、うん。(この矛盾)
(矛盾を生み出す美味しさなのさ)
ちなみに相方はプラハで飲んだコーヒーの生クリームが合わなかったらしく、欧州のクリームに対する恐れを抱いていた上、さらに甘いケーキを食べるのもあって、ブラックコーヒーを所望してたのに、オーダーの際についうっかり「彼女と同じものを」なんて言ってしまったがために、えらいこと辛そうにしてました。
甘党が選んだのはホイップが見事な三角錐を形成するウィンナ・アイスコーヒーだった…
仕方ないよ、ここはウィーンで我々はドイツ語ができないのだよ。まして、飲食関係の情報はザッハートルテとウィンナシュニッツェル以外は全くのゼロだったんだから…。
この後ショップでお土産を買い、私は満足、相方は満足とうんざりの混ざった顔で、再び街へと繰り出したのでした。