2012年ケーキの旅 5日目・ブダペスト−ブダ地区前篇
ブダペストは、3つの独立した町が1873年に合併されてできた街です。
ドナウ川をはさんで西側が、王宮が築かれ、一時は中欧最大の都市として栄えたブダ。
東側が商業を中心に発展したペスト。
そしてこのブダ地区とペスト地区を結ぶ9本の橋のうち、もっとも古く、そして有名なのがくさり橋です。
この日はくさり橋を渡って、ブダ地区へ行きます。
今回泊まったホステルは朝食つきだったのですが、私たちが起きてきたときはキッチンいっぱいに人がいたのと、夫婦そろって人見知りなのもあって、結局朝マック。
その後、くさり橋まで徒歩で。
この道すがら、夫がいきなり、「俺たちの旅しりとりしようぜー!」と。
私「いいよ」
夫「じゃあ俺からね、はじめは俺たちが初めて旅した『モスクワ』!」
私「ワルシャワ」
夫「…
…
…
…
負けたよーう(´;ω;`)」
これまでの人生で、最速で終わったしりとりでした。
ドナウ川沿いには夜景を売りにした5つ星ホテルが並びますが、外観が残念。超残念。
唯一目を引いたのが、1907年に建てられたアールヌーボー建築を利用した、フォーシーズンズ。
このフォーシーズンズの目の前にあるのが、くさり橋。左奥に見えるのが王宮。
橋を渡り終え、ブダ地区に着いたら、ケーブルカーに乗って登ります。徒歩でも登れるけれど、私の足と腰がアレなんで。
ここ王宮の丘は王宮はもちろん、中世の雰囲気が漂う街に、教会・博物館・美術館・ショップの集まった、見所の多い場所です。
三位一体の像。ヨーロッパで猛威を振るったペストが終焉したのを祝って建てられたもの。
マーチャーシュ教会。屋根の彩が印象的なこの教会は、歴代の王の戴冠式が行われていたことから、戴冠教会とも呼ばれています。
1541年、ブダがオスマントルコによって占領されたとき、真っ先にモスクへと改装され、1686年のオスマントルコの撤退後、再びカトリック教会に。その後幾度か増改築がなされたあと、19世紀の終わりに現在の姿になったとのこと。
さて、中に入ります。入る前に、チケットを買います。
売り場のおばちゃん「実は内部が補修中で、ほんの一部しか見られないけどいい?」
なんということでしょう。
協議の結果、夫は外で待って、私だけ中に入ることに。
すると、
あとはシートやら工事用の器具やらがどうしても目に入ってきてしまう。
2階へあがると資料室になっていて、王冠のレプリカや、宝物が見られます。
…
うわー消化不良…