6月のオランダ:あのうさぎに会いたい。いざユトレヒトへ!
今年のブログは今年の内に、hachiheoです。
こちらの記事の続きです。おおー2か月も間が空いてる!
デン・ハーグを後にして、電車で向かったのはユトレヒトです。所要4,50分ぐらいかな。
この町に来た目的は、そう、ミッフィー!
ユトレヒトはミッフィー(母語ではナインチェ)の生みの親であるディック・ブルーナさんの生まれ故郷。ブルーナさんは今もユトレヒトにお住まいだそう。
奇しくも今年はミッフィー生誕60周年。それを記念して、日本とオランダで「ミッフィー・アートパレード」というイベントが開催されていました(ああー過去形)。
蘭語・英語サイト→ nijntje art parade voor Unicef: samen voor een betere toekomst in onderwijs
このミッフィー・アートパレード、どういったものかというと、180㎝のミッフィーフィギュアに、日蘭60組のアーティストが、思い思いのペイントや装飾を施し、それをあっちこっちに展示していたのでした。イベント終了後はこのミッフィーをオークションにかけ、収益金をユニセフに寄付する、という試み。
同時に、日本ではミッフィー展が開催され、ミッフィーアートパレードに参加した日本のアーティスト15組が作ったミッフィーが全国を回っています。今年4月からスタートしているので、足を運んだ方も多いのでは。今は福岡三越で開催中。来年は福岡から名古屋、大阪を回って、島根で終了。うわーん行きたい。
さて、先にミッフィー・アートパレードでアーティストがあれこれミッフィーを好きなようにしたんだよ、で、それがあっちこっちにあるんだよ、と書きましたが、もちろんここユトレヒトにもありました。
第一ミッフィー発見!Piet Parisの作品。これがオランダで見た中では一番かわいかった気がするな。色んな衣装を着たミッフィーが描かれたワンピースがたまらなくかわいい。
2体目。密かにマダム、と呼んでいます(頭のてっぺんの盛り上がりが、何かマダム)。こちらはプロダクトデザイナー・Richard Huttenの作品。
これら2体はディック・ブルーナハウスのすぐ近くにありました。
ディック・ブルーナハウスとは、ミッフィーを中心に、グラフィックデザイナー・ディック・ブルーナ氏の作品を展示している美術館。子供さんの遊べるスペースももちろん完備。見ても楽しい、遊んでも楽しい、そんな美術館です。ユトレヒト駅から、2番トラムで8駅、約10分。
こちら入口。ガラスに映る自転車のおじちゃんが、なんかすごくいい笑顔。
あ、チケットはお向かいの中央博物館で購入しなければなりませんでした。
入口付近に置かれた、堂々たるゴールデンミッフィー。太くない?ここでは館員のおじちゃんが快く記念撮影を手伝ってくださいます。
各国語のミッフィーの絵本。ミッフィーの絵本は40か国語以上の言語に翻訳されており、発行部数はなんと8500万部を超えているとか。余談ですが、出身国オランダでは「ナインチェ」だった名前が、ミッフィーに変更されたのはイギリスでの出版時。英語に馴染みのある名前を、ということで決まったそうです。日本では当初「うさこちゃん」として出版されたけど、今はミッフィー。
テーブルの下にも展示があったりします。隅から隅まで見逃せない。
建物は2階建て。6月に行った際、2階ではスポーツのイラストや、アスリートへのインタビュー記事が集められていました。
ショップでのお買い物も楽しみの一つ。ショップもチケット窓口同様、お向かいの中央博物館にありました。ショップの店員さん、陽気なお姉さんでした。60周年記念に作られた、子供が乗って遊ぶ用の、木製のおもちゃの車、欲しかったなあああ!
さてさて、実はこのディック・ブルーナハウス、すでに7月に閉館しております。ミッフィー生誕60周年を受け、大掛かりな改装工事が行われ、まさに今月再オープン予定(あくまで予定)なのです。よってユトレヒトでのミッフィー生誕60周年イベントは、お向かいの博物館で行われたようです。
【2/8追記】2/6にオープンとなったようですね(リンク先は1月に書かれた記事です)→もうすぐオランダにミッフィーミュージアムが誕生
ミッフィーミュージアムのHPはこちらです→home - Miffy Museum
この日は暑かったんだな、確か。ちょっと疲れたので、ミュージアム近くのアイス屋さんで一息。カップが素敵。このカップを持って街を歩く親子連れを見たらね、どうしてもこれでアイスを食べたくなって。
続きます。