ビールの季節がやってこようとしている。
あれもしかして、このまま終わらないんじゃないのかな、なんて思われた、重苦しい、湿った冬がようやく過ぎて、空が明るくなり、日中の気温が30度にまで上がったりするようになりましたハノイより、どうもワタクシです。
暑いと、よし!ビールだ!っていう気分になりますよね。まあ私、ビールそんなに飲めないんですけど、それでも冬の間はコップ1杯も飲めなかったのが、気温が上がると瓶1本は飲めるようになります。
そんなわけで、昨年秋口から「その内買おう」と言っていた、ベトナムのビールといえばこれ!という小道具を買いに行きました。
向かった先は、ドンスアン市場の北にある、鉄道高架下の食器市場(たしか、Chợ Ngầm Cầu)。
買ったもの。
やっすいビアホイや屋台で使われている、やっすいグラスです。1個7千ドン。
青味がかった、気泡がふんだんに入ったいびつなグラスは店先で藁に包まれた状態で売られております。さすがにこんなの今どき流行らないので、いつか姿を消すだろうとベトナム人から聞いて、すでに5,6年。何だかんだで息の長いグラス。
内側が意外とゴツゴツしておりまして、突起に手が引っかかって洗い物の時に怪我をすることもあるので、慎重に内側を撫でながら、持ち帰る個体を選びます。
『LA CASA』だったか、昔、このグラスを売ってて、その値段を見た友人(越)がものすごく驚いていた。私がハノイに住み始めた頃なので、2007年のことだったのだけど、確か5個セットで15ドルとか20ドルだったような。でもあれは内側もツルツルしていた記憶がある。
さっそく昨晩使ってみた。中身は『Duvel』。青はビールを受け止めて、若緑色になりました。春だなあ。