ハノイのはちへお。

from Hanoi, Vietnam

週末台湾・2日目 ~ローカル朝食を堪能せよ!

台北2日目。

普段は朝ごはんを食べない私ですが、ホテルの朝食は大好きなのです。旅に出たら3食しっかり食べます。一人じゃなかったら。

今回は友人の家に厄介になったので、朝ごはんは外で。ローカルな食堂に連れて行ってもらいました。

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家香豆漿店です。

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小ざっぱりとした店内。掃除が行き届いていますが、テーブルの足元には紙ナプキンとかが散らばってて、アジアな感じ。

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メニュー表。笑っちゃうぐらい読めないし、想像もつかない。というわけで、友人に全てお任せですわ。しかし安いな…食費、ベトナムより安いんじゃない?

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伝票にオーダー数とテーブル番号を書きこみ、店員さんに渡すという方式。料金は後払い。こういった小規模飲食店では、ほとんどの店がこの方式。

 

さあ、台北の朝ごはんスタート!

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胡椒餅。見た目普通のパンですが、意外やナンのような、もっちりとした食感で、さらにかなり胡椒のきいた一品。一口食べれば口の中は胡椒フレーバーに染まります。その名に偽りなし。14元=約52円=約1万ドン。

 

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焼餅加蚕。蚕って字面が、虫嫌いの心を何ともざわつかせるのですが、卵です。食感も味も、ロティチャナイではないか!まさか台北の朝に、ロティチャナイに出会うとは!逆にロティチャナイに似すぎてて、印象も薄かったんだけど。22元=約83円=約1万5000ドン。

 

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蚕餅(ダンピン)。これ、このお店に来た人ほぼ全てが注文していました。分かります分かります、これむちゃくちゃ美味しいですもんね!もっちりしたクレープ生地に、卵とネギが混ぜ込んであるわけですが、このネギの香ばしさと言ったら!実は私たち色々頼み過ぎて、お腹がはち切れんばかりだったのですが、これだけは最後の1個まで食べました。これを残すのはもったいなかった。20元=約75円=約1万4000ドン。

 

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鹹豆漿(シェントゥチャン)。友人から「豆乳」と聞いていたので、想像とのギャップに驚きを隠せませんでした。これのどこが豆乳やねん、と。スープちゃうんか、と。豆漿はたしかに豆乳なんですが、鹹豆漿は温かい豆乳に酢や醬油等の調味料と、油條等の具材を加えたもの。温かい豆乳と酢が混ざると、ゆるめに固まるんですね。ここの具は油條と、高菜漬けだったかな?元の豆乳はお店の自家製、のはず。ほのかな酸味の、やさしい味わい。これは確かに朝食向け。病床の枕元にこれを持ってこられたら、嬉しくてちょっと泣いてしまうかもしれない。20元=約75円=約1万4000ドン。

 

1人当たり、〆て76元=約287円=約5万3000ドン。…安い…安い、台湾すごい!!ベトナムですらこの値段でこれだけの満足度を得られる朝食は食べられないんじゃないか。あ、でもベトナム人は朝食ガッツリとは食べないか。

 

ここからバスで移動して、台北最古の問屋街・迪化街へと向かうのですが、そちらはまた次の記事で。

それより私が気になったのがコレ。

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これ、何だと思います?私はエステか美容整形外科の広告だと思ってたんですが、実はこれ、台北市政府議員選挙の立候補者なんですって。

 

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ちょうど選挙前だったらしく、街のあちこちに候補者の看板が。

 

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バスの吊革にも候補者。なお、候補者の顔がどどんと載ったラッピングバスも数台見かけました。1回の選挙でいったいいくら使うんだろうねえ?